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英語のこぼれ話⑭ 蛍の光

みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。


2024年もいよいよ今日で
終わりますね。

こちら札幌は、
雪がしんしんと降って、
凍てつくような寒さです。


北海道弁で言うと、
しばれる」。

寒いなんて言葉では
表せないほどの寒さを、
北海道弁では
「しばれる」といいます。


寒く、慌ただしい中でも
温かい飲み物を飲んで
心身を落ち着けたいですね。


さて、今回は
有名な「蛍の光」という歌について
お話しします。


えっ、なぜ今その話?

……という疑問は、
最後まで読んでいただけると
解消すると思いますよ。


では、どうぞ。





蛍の光とは?


日本では、
「蛍の光」という歌は
卒業式などに歌われる、
有名な曲ですね。


螢の光、窓の雪、
書讀む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。

(ほたるのひかり、まどのゆき、
ふみよむつきひ、かさねつゝ、
いつしかとしも、すぎのとを、
あけてぞけさは、わかれゆく。)

また、「蛍の光」を
3拍子に編曲した
「別れのワルツ」は、

店の閉店を知らせるメロディとしても
使われています。


みなさんも、何度もこの曲を
聞いたことがあるのではないでしょうか?


日本では、卒業式や
閉店時の歌として有名な、
「蛍の光」。


しかし、実はこの曲、
英語圏では全くちがうふうに
使われているんです!



蛍の光はどこの国で生まれた歌?


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