第8回 名詞の単数形って何?
みなさん、こんにちは。
今日も、英語の基礎をいっしょに学びましょう。
☆これまでの復習☆
日本語では、「一匹の犬」でも「二匹の犬」でも、
「犬」という名詞の形は変わりませんね。
でも英語では、「一匹の犬」と「二匹の犬」では、
「犬」という名詞の形が変わります。
「一匹の犬」と言いたい時、
「犬」は単数形(たんすうけい)になります。
「二匹(以上)の犬」と言いたい時、
「犬」は複数形(ふくすうけい)になります。
今回は、名詞の単数形について学びましょう。
単数形の意味と使い方
1.単数形とは?
単数とは、「1人」や「1つ」のことです。
単数形とは、名詞を単数で使う時の形のことです。
単数形は「dog」や「apple」のように、
辞書にのっているそのままの形です。
名詞の単数形には、
前に「 a(ア)」や「 an(アン) 」が付きます。
2.単数形に「 a 」が付くとき
名詞の前に「 a 」が付くのは、
名詞が「 a / i / u / e / o (あ/い/う/え/お)」
以外の文字(子音字(しいんじ)といいます)で
始まる時です。
たとえば、「一匹の犬」と言いたい時は、
「 a dog(ア ドッグ)」 となります。
「 a 」が付く名詞はたくさんあります。
a cat (一匹の猫) a day (一日)
a friend (一人の友達) a girl (一人の少女)
a box (1つの箱) a bag (一つのかばん)
「 c 」「 d 」「 f 」「 g 」「 b 」は、
すべて子音字なので、
前に「 a 」が付きます。
ほかにはどんな単語がありますか?
子音字で始まる名詞を、
いくつか思い浮かべてください。
そして、それらの名詞の前に「 a 」をつけて、
声に出して言ってみましょう。
3.単数形に「 an 」が付くとき
「 a 」ではなく、
「 an 」を前に付ける名詞もあります。
それは、
「a / i / u / e / o (あ/い/う/え/お)」の文字
(母音字(ぼいんじ)といいます)で始まる名詞です。
たとえば、「1つのりんご」は、
「an apple (アン アッポー)」と言います。
なぜ、「 a 」ではダメなのでしょうか?
それは、発音しにくいからです。
ちょっと声に出して言ってみてください。
× a apple(ア アップル)
「ア アップル」って、言いにくくないですか?
「ア」が2回続くと、
息が詰まったような感じがしますよね。
今度は、こう言ってみてください。
an apple (アン アッポー)
どうですか?
発音しやすくなりましたよね?
もっと発音しやすくするために、
「an」の「n」と、
後ろの「 a (母音字)」をくっつけて、
「アナッポー」と言うことも多いです。
次の例を、声に出して言ってみてください。
an apple (アナッポー) 1つのりんご
an idea (アナイディーア) 1つのアイディア
an uncle (アナンコー) 1人のおじ
an egg (アネッグ) 1つの卵
こんな風に、
「a / i / u / e / o (あ/い/う/え/お)」(母音字)で
始まる名詞が単数の時は、前に「 an 」が付きます。
発音は、「ア」+「ナニヌネノ」になることが多いです。
いかがでしたか?
今回は、名詞の単数について学びましたね。
a と an の使い分けがわかりましたか?
次回は、名詞の複数形について解説します。
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最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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