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【危険物取扱者】働きながら短期間独学で乙4、乙1、乙3、乙5、甲種を受験して一発合格した方法
1 甲種危険物取扱者を目指す
理系国立大学の在学時から
「いつか取得してたほうが良いよなぁ」
と漫然と意識はしていたものの、
なにかと理由をつけて後回しにしていた。
先輩達は歳を重ねると記憶力も低下するという。
30才を目前にして本格的に取得を目指す。
2 とりあえず乙4
甲種危険物取扱者は乙1~6種で定められたすべての品目を取り扱える
化学系の大卒ではないのですぐに甲種危険物取扱者の試験を受験する資格はない
乙種6つのうちから4つを取得することで甲種の受験資格を得る。
・乙3は必須
・乙5も必須
・乙1or乙6のうちいずれか1つ
・乙2or乙4のうちいずれか1つ
どれを受験しようか。
とりあえず、テキストも豊富でガソリンなど、身近な品目が多い乙4の取得を目指す。
乙種危険物の資格を1つでも取得していると、他の乙種危険物の受験で法令(15問全て)と物化(10問全て)が免除される。
甲種火薬類取扱保安責任者の資格があると、乙1と乙5ではさらに免除される。
乙種危険物と火薬類取扱責任者の資格があると、乙1と乙5の受験は性消5問のみ解けばよい。
乙4の他は乙1、乙3、乙5を取得することを目指す。
3 テキスト選び
まずは、Web検索
レビュー比較したり、YouTubeでおすすめ検索しても、自分にあったテキストがどれか判断に迷う。
企業案件かもしれないと疑心暗鬼にもなる。
このままでは買えない!
職場で甲種危険物取扱者を取得した方がいました。
お勧めしてくれたテキストがこちら↓↓
甲種のテキストが乙種の参考書にもなる。と考えて購入。
覚えにくい暗記項目の箇所ではゴロ合わせと特徴的な図(絵)で覚えやすい。
一部解説が難しいところがあるので、理解しにくいのは自分だけではないことを信じて読み飛ばす勇気も必要。
次に、乙1、乙3、乙4、乙5を取得するために購入したテキストはこちら↓↓
1冊で乙種6つを網羅したテキスト
乙4はボリュームがある。
甲種危険物取扱者の取得するために乙種4つを取得する受験者にとって需要と供給が一致したテキストです
以下、後日談
テキストは問題数が多いほうがよいです。
購入前に書店で内容を確認しておくほうが自分にあっているか確認できます。
甲種の試験会場では、工藤政孝「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」のテキストを見ている受験者が多かったです。
工藤政孝「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」のテキストを持っている受験者を乙種の試験場では見かけませんでしたが、試験勉強において私は非常に重宝しました。
4 勉強方法と勉強時間
YouTubeの動画とテキストで試験対策
(1)YouTube動画↓↓
シンプルに神動画。解説がわかりやすい。有料級。
(2)テキスト
小宮元也(監修),ノマドワークス(著)
「乙種全類危険物取扱者テキスト&問題集」(乙種テキスト)が主。
工藤政孝(著)「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」(甲種テキスト)はゴロ合わせで暗記項目をクリア。解説も乙種テキストの補助として活用。
とりあえず、2冊をざっとページをめくり一通り眺める。
ところどころ理解に苦しむ。謎に2週間くらいかかる。(不器用)
(3)所要時間
・乙4
受験内容やテキスト選びに1ヶ月くらいかかりました。
本腰を入れて勉強を始めると、
法令 4週間(約36時間)
物化 2週間(約18時間)
性消 4週間(約36時間)
大学受験や、大学の定期試験、入社試験以来、試験を受ける機会がなく、対策方法を模索して四苦八苦
通勤のバス車内、お昼休憩にテキストを広げて一日90分くらいの勉強時間を確保するようにしました。
・乙1、乙5(同時受験)
法令と物化を免除したので性消の10問を解く。
甲種火薬類取扱責任者も取得していましたが、
得点源になると考えて10問→5問の免除はせず。
性消 それぞれ2週間(それぞれ約18時間)
・乙3
法令と物化を免除したので
性消の10問ずつ。
空気や水に触れるだけで発火するアブナイやつら(品目)
「こんなん、身近にありふれていたら危険だな。」
と無駄にヒーロー気取りで勉強に励む。
性消 4週間(約36時間)
・甲種
すでに乙1、乙3、乙4、乙5を取得しているので
乙2、乙6の性消とその他乙種では問われてこなかった問題の対策
乙2、乙6は品目が少ない分マニアックな問題が出題されがち。
しかも有機化学、ムズかしすぎる。
受験までの間に他の資格試験を受験する予定がなかったため、3ヶ月確保して時間に余裕がありました。
余裕を持ちすぎて、試験直前には慌てました。←恥
3ヶ月 12週間(約108時間)
4 甲種、乙四に合格するための秘策
合格ラインは60%です。
五肢択一式→5つのうち1つを選んで回答します。
出題数全35問。法令15問、物理化学10問、性質消火10問です。
法令9問、物理化学6問、性質消火6問を正解することを目指します。
実は、法令8問(53%)、物理化学5問(50%)、性質消火5問(50%)を自信を持って回答できたら合格です。
その理由は、自信のない問題でも5問中1問は正解してしまうはずだからです。
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