ちいちゃんのかげおくりで登校拒否!?
我が家の小学3年生の話です。
前回、「音読したくない」話を書きました。
音読の宿題は別の物を読むことで免除、としていたのですが…
今度は「国語の授業が嫌だから学校行かない!」が始まりまして…!?
※この時期は既に単元としての「ちいちゃんのかげおくり」は終わっています。少し過去の話です。
国語の授業嫌だ→ちいちゃんのかげおくり拒否
よくよく話を聞いてみると、やはりキーは「ちいちゃんのかげおくり」でした。
「ちいちゃんのかげおくり」の前半はまだよかったんですが、後半になってくると悲しくて辛くなりますよね…
前半はだましだまし(?)やっていたのですが、後半に入り始めて悲しい情景のオンパレード。
悲しい話を授業で深堀りしたり聞きたくなくて、嫌になってしまったようです。
それで「学校行きたくない」と…
逃げるのは簡単だけど、世の中嫌なこともあるから
嫌だから学校行かない、にするのは簡単です。そうなのね、じゃあ休んでいいよ!というのも簡単です。
ただ、それってどうなんでしょう…と思います。
生きていれば嫌なこと、気が進まないことの一つや二つ、ありますよね。
気が進まない会議なんてザラですよね(←)。
なんかよくわからないけど不機嫌になってしまった恋人の機嫌を取る方法を考えて実行するのも、正直気が進まないですよね。よけい機嫌が悪くなるかもしれないし、まあ気持ちのいい作業ではないですよね。
命の危機レベルのことなら休んで逃げる、もできますが、嫌な授業があるというだけで学校に行かせないのは少々弱い気がします。
「私も気は進まないと思うけど、とりあえずやり過ごすっていうか、教室にはいる状態で過ごすかなー」
「教科書の全然違うところこっそり読んで逃げるとか」
「どうしてもだめだったら廊下で聞くとか、保健室行っちゃうとか?」
と学校には行かせる方向で促しました。
(泣くほど嫌で駄々をこねて大絶叫…であれば遅刻や早退をして授業を一時的に避ける検討をしたかも…)
先生には伝えておいた
子にはそういったものの、もしダメだったときにいきなり教室から出て行ってしまうと先生も何事かと迷惑をかけてしまうかも…
なので、連絡帳で事の顛末を書いて、子を経由して先生に渡しておきました。
結果:授業は受けられた
後日談で、先生から電話をいただきました。
当初心配していたほどに嫌がるそぶりはなく、教室にはいられたようです。
ただ本当に辛い場面では全く違う教科書を読んでいたとか…(あらかじめ伝えておいたので見逃してもらいました)
やってみればできたんですね。
帰宅後も不機嫌になったり荒れたりする様子は一切ありませんでした。
そしてそうこうするうちにかげおくりの授業は終わっていったのでした…
嫌なことをなんとかやりすごす経験ができました。
かげおくり不登校にならなくてほんとよかったです…
語り部の話を聞くのはできたらしい
こんな嫌々で心配で、先生にもその旨は念のため伝えておきました。
ちょうどその頃、戦争体験の語り部の方の話をオンラインでつなげて聞く(?)授業があったようです。
絵を見て説明する場面もあったとか…でもそこは最後まで嫌がらず、逃走もせずに聞けたらしいです。
一枚画面を挟んでいるから余裕があったのかも…?
逃げるは恥だが役に立つが、安易な逃げは成長できない
今の世の中、逃げることは恥ではない、どちらかというと迎合されているような気もします。
でも逃げ続けることができるわけではないですね。
一見すると嫌なことから逃げ続けている人は、その嫌なことから「逃げ続ける」ことができるように、どこかの問題では逃げずに踏ん張っているはずです。
たとえば家事をやりたくなくて、家のことを全部やってくれるお手伝いさんが常駐でいる人をイメージして。
家のことを自分でやりたくないから、一切合切を外注できるくらいに高給取りになっているはずです。要は、仕事を頑張っているはずです。
仕事での嫌なことからは逃げられない(逃げにくい)、家事からは逃げ続けられます。
絶対どこかの場面で立ち向かってますよね。
流行りの令嬢ものだって、貴族令嬢ならどんなに性格が悪くても周りは無条件に仕えてくれるけれど、その代償に自由気ままな行動はできなかったり、貴族としての役目を果たさなければならない…社交界に顔を出して愛想よく自分の立場を確立させなければならない、失態は許されないとか、貴族であるからゆえの家庭教師がついて勉強をして知識を蓄えないとならないとか、どこかの好きでもない貴族と結婚して子孫繁栄する、など…ありますよね。
(マジものの大富豪はやってないかもしれないですが、富の維持は欠かせないですよねきっと…油田が枯れてないかチェックするとか…)
命の危機から逃げるとか、これやってたらメンタルやられる、などの事象でない限りは安易な逃げは良くないなと思っています。
子どもだけでなく、もちろん大人も…
本当に無理、命の危機からはためらわずに逃げます、逃げましょう!
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※画像はChatGPTに作成してもらいました。