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「体つくり運動がよく分からない!」というあなたへ(体育のお助けレシピ)
※本記事は先生向けテキスト「体育のお助けレシピ」より掲載されております。WEB版は全ページ無料ダウンロードが可能です→https://www.engine-s.jp/
■そもそも体育の目的は?
→自分らしく運動を楽しめるようになること。
それが全ての始まり!
小学校の体育は体力向上の為だけの教科でしょうか?
答えはNoです。
子どもたちに無理やり運動をさせて、一時的に体力が向上したとしても、
それで「運動嫌い」になってしまえば、長期的には意味がありません。
運動を好きになった結果として、
自然に動きや技能が身に付くことが理想的です。
また、体育の授業を通じて、スポーツの多様な価値や関わり方を知ったり、運動を通じて課題解決や他者との関わり方を学ぶなど、
社会で生きる力を身に付けることも大切です。
それが将来の「豊かなスポーツライフ」の実現につながっていきます。
■体つくり運動って何?
→楽しみながら様々な運動を経験するための領域です!
小学校低学年から中学年は、楽しみながら
様々な動きを経験することが大切です
(小学校高学年~高校では基礎的な体力や
運動の能力を高めることを目指します)。
1 つの動きをきっちりできることよりも、
多様な動きに少しずつ取り組むことを
意識していきましょう!
「体つくり運動」は小学校低学年から高校3年生まで体育科において必修で行われる領域です。子どもの体力低下や運動をする子・しない子の二極化が問題視される領域です。
子どもの体力低下や運動をする子・しない子の二極化が題視されておりますが、その背景には 幼児期・児童期において十分に運動(遊び)の経験をしていないこと が挙げられています。
「授業づくりが難しい」という声も多く聞きますが、個の発達段階に応じた授業もしやすい為、生涯にわたる 運動習慣をつくるために最も重要な領域 でもあります。
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