コミュニケーション知識を机上で終わらせないための実践ワークとは。
はじめまして。長野市でシステムエンジニアをしつつ、演劇活動をしています。演劇企画ユニット「TeaArrow(ティアロー)」の金田(かなだ)です。
今回、議論メシ編集部というコミュニティに加わったことをきっかけに、文章を書くことへの苦手を克服しつつ、今まで活動してきたノウハウを残したいと思い、書き出しました。
情報と現実との距離感
私は2015年5月から未経験でシステムエンジニアに転職し、それまで保育士や一般事務をおこなっていた私には聞き慣れない専門用語が飛び交う異国のような場所で、必死に日々の業務をおこなっていました。
そんな中、コミュニケーションでいろいろ悩むことがありました。
もっと突っ込んで質問をすればよかったのに...。
どうしてももっと上手く立ち回れないのだろうか...。
もっと助けを求められたらいいのに...。
そんな悩んでいる中で、いろんなコミュニケーションに関する情報をインプットしました。けれど自分のコミュニケーションのまずさはわかるのですが、具体的にどのような訓練をすれば改善できるのか、実践すればいいのか分からず困っていました。
演劇を学びはじめる
演劇は19のときから趣味の一つとしてやってはいましたが、2015年から長野市内の劇団に入り、演劇について先輩方から教えていただいたり、有名な作品を教えてもらって演劇について学ぶ機会が増えました。
演劇について学ぶ中で、自分がそれまで自分の中に引き出しがある範囲でしか表現をしてこなかったことに気付くことができました。また自分の良さ(見た目や声音など)を活かせる非言語的な表現方法を教わることができました。
結果、重要な役をいただいたり、それまでやったことがなかったコメディー要素の強い作品に参加することで、日常でもシリアスに言ってしまうときつく聞こえる言葉でも、少しユーモラスに言葉を発することで、相手の受け取り方が変わることなどを知ることができました。
演技スキルは役者だけのものじゃない
演劇や演技と聞くと自分とは縁遠いものと感じる方や、場合によっては自分には合わないと距離を置かれている方もいるかもしれません。
けれどここでいう演劇は、日常の延長にあるものや日常の練習をする場として捉えてもらえたらと思います。日常という本番のリハーサルを演劇の中でするイメージです。
もちろん、日常そのままを練習することはできません。場所も違うし、相手も違うし、完全に日常を再現することはできません。
そこで、日常の中でできるようになりたいことを細分化して、このブログではノウハウを発信していきたいと考えています。
できるようになりたいことを細分化ってどうやるの?
これは、私も書きながらいろいろ試していきたいと思いますが、
たとえば活舌が気になる方には、私の実体験として効果があった活舌の訓練法などをお伝えします。また言葉を操るには活舌の練習だけでは不十分と感じているので、そのあたりも含めて細分化して発信していきます。
発声、肉体の使い方、空間の使い方、表情の使い方(目線なども)などなど日常に活かせるスキルが盛りだくさんだと思います。
また、ストーリーの考え方などは商品開発や宣伝にも使われているのでそのあたりの考え方なども、私のお伝えできる範囲で共有していきます。
演技って文字情報だけじゃわかりずらいのでは?
たしかに、動画などの方がわかりやすい項目もあるかもしれません。その際は分かりやすい動画を共有したり、こちらで撮影した動画をアップする形でわかりやすくしていけたらと思います。
また実際にやってみたいという方は、毎月オンラインで演劇的な要素を使ったコミュニケーションWS「コミュショップ」を開催しています。
詳細は下記URLからぜひWSに参加して実践いただけたらと思います。
■演劇企画ユニット「TeaArrow」主催
「劇的NAGANO-project」FBページ
https://www.facebook.com/gekiteki.nagano
■毎月の「コミュショップ」申込フォーム
https://forms.gle/4vpUb2hs4Yk8fKM19
■個人的に相談したいという方はこちら
https://forms.gle/2abjNLuTXYUWv7Em9
さいごに
私もまだまだコミュニケーションについても、演劇についても学んでいる最中です。なので、この発信は同じようにコミュニケーションに悩む誰かの役に立てたらという願いであるとともに、私の今までやってきたことの整理の場になると思います。
興味をもってくださった方はぜひ、こんなことを知りたい!というご要望いただけたら嬉しいです。また、試してみたけどこんな所でひっかかったなどフィードバックいただけましたら、さらに実践的なノウハウをお伝えできるかと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
まずは、文章への苦手意識克服のため1ページでも多く書き続けられたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
演劇企画ユニット「TeaArrow」金田 より。
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