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「課題」を多面的に見てみる

Engagement Run!Academy講師兼コミュニティマネージャーの平木です!

最近は、推進者のための実践スタートダッシュコースというエンゲージメント推進活動の事務局・推進チームの方向けの新たなコースも開始し、日々参加者の皆様と、正解のないチームづくり/エンゲージメント推進活動について一緒に考えさせていただいています。

この推進者のための実践スタートダッシュコースは、これまでのEngagement Run!Academyのクラスではなかった「⚫︎期制」を採用しており、2ヶ月間で5日間集中して活動を実施していく上での大事なエッセンスを学ぶコースにしました。(現在、3期生と4期生がクラスを受講中です。)DAY5(最終日)にはそれまで学んだことを元に、今後のエンゲージメント推進活動の計画を立てて発表するという形にしました。

ちなみに、2期生の方が音声でお話もされているので、様子を知りたい方は聞いてみてください😀

昨日は、ちょうど推進者のための実践スタートダッシュコース3期生の最終日前の相談会(任意)を実施しまして、活動自体または活動の計画を立てる上での悩みを共有いただきました。(皆さん、しっかりと最終日に向けてワークを実施されてて素晴らしかったです👏👏👏中には実践されている方もいて、すごいです😀)

今回は、最終発表に向けて改めて大事だなと思った点がありましたので、記載をしてみたいと思います!前提としてまずワークの始めに自身が解決したい「課題」をまず考えていただきました。このワークにおいて大事なのが、どの「課題」を解決しにいくか?ということです。

ここの「課題」の解像度がどれだけあるかが、施策を決める上でも大事になっていきますし、活動を進める事務局・推進者の方が活動を進めていく上で大事なところになってきます。(実は、推進者の役割は、Wevoxの運用ではなく、実はどの課題に向き合っていくのか?というのを設定したり、チューニングするところなのです!)

では、どうやって「課題」の解像度を上げるのか?Engagement Run!Academyクラス「スコア結果を見ながらチームの課題を考える」でも取り上げますが、見えている出来事以外の角度で「課題」が起きている背景を考えてみてください!つまりは、「課題」を多面的に見るということです。

何がその「課題」を引き起こしてるのだろうか?ということです。そこには、組織の歴史やカルチャー的なものもあるかもしれませんし、組織の構造・ルールもあるかもしれません。または、メンバーの方が意識・無意識で持っている前提やこだわり、価値観が影響してるかもしれません。1つだけが答えでなく、色々な要因が絡んでいると思うので、思いつくものを挙げてみてください。それらを考えることで、そうすることで施策の精度を上げやすくする事ができます。

Wevoxでエンゲージメントスコアを測っている企業様の場合には、「課題」を選んだ上で、スコアを眺めてみると、何が引き起こしてるものなのかが考えやすくなることもあるので、スコアも横にしながら考えてみても良いかもしれません。スコア同士のつながりも見えてくるかもしれないですね!

これらを自分自身で深ぼって考えるのもできるのですが、自身の囚われや、ものの見方に引っ張られていることもあります。ですので、その「課題」を他の人(社内の方や社外のEngagement Run!Academyの仲間に)にぶつけて、それらに対する問いやフィードバックをもらっていただくのがおすすめかなと思っています。そうすることで向き合いたい課題の解像度が上がると思います。

ちなみにですが、最初に自身が課題だと思っていたものが、対話を通じて別の課題だったということもあります。(これこそ他者との対話の価値ですね!)私もよくあります(笑)

難しい内容をお伝えしてしまったかもしれませんが、これも訓練ですので、色々と試してみてください!やってみての感想があれば、どこかの機会でお聞きできればと思います!

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