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はじめてのエンゲージメント活動〜朝礼と3分間スピーチと心理的安全性#1〜
こんにちは!Engagement Run!Academy講師兼コミュニティマネージャーの三浦です!
これまで、伝統的な日本企業や外資系企業、ベンチャー企業と様々なタイプの組織で働いた経験がありますが、ここから数回に分けて、わたし自身がはじめてエンゲージメント活動に関わった経験をお話させていただきます!
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朝のミーティング
当時、私が働いていた会社は、親会社がアメリカにある外資系企業でしたが、入社してすぐに親会社が変わったこともあり、人の入れ替わりがとても激しいところでした。
百数十名いる同じ部門の社員は数名をのぞいてみんな中途採用。入社3年以内の人が過半数をしめ、1年以内に会社を去る人もざらにいました。
社員間のコミュニケーションはどんどん薄くなり、引き継ぎもままならない状況。
これはいかん、ということで親会社が打ち出した改善策は「部署ごとに毎朝ミーティングをやる」というものでした。
司会は交代で、その日の部内のスケジュールや問題を共有。その後、各メンバーが自分のその日の予定を順番に共有。最後に司会役がスピーチをして締めます。人数は大体どの部も10名〜20名だったので、かかる時間はだいたい15分〜20分ほど。
一言でいうと、日本の会社でよくおこなわれている朝礼です。
しかしアメリカではこのスタイルのミーティングは珍しいようで、はじまった当初は本社の役員がわざわざ日本までやってきて「 Great ! 」とか言いながらニコニコ見学して帰っていきました。
当事者である私たちは、ご想像の通りシラけた雰囲気でした。
「なんで今さらこんなことを・・・。」という気持ちです。
その頃は、ミーティングの最後の締めの司会者のスピーチも、負担のないようにと、松岡修造語録の書かれている日めくりカレンダーを読み上げたりしていました。
例えば、
司会者「えー、それでは今日の最後の一言ですが・・・君は本気か?僕は本気だ!・・です。それでは今日も一日頑張りましょう。」
一同苦笑です。
松岡修造さんは悪くないです。使い方の問題です。
その後「相田みつをカレンダー」「スティーブ・ジョブズカレンダー」と中身を変えても反応は一緒。松岡修造カレンダーが2週目に入った頃には苦笑も起こらなくなりました。
しかし、それでもこの朝のミーティングは毎日おこわれ続けました。
そして1年近くが経ち、本社のお偉いさんも見学にこなくなった頃に徐々に変化が起こり始めました。