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歴史が語る未来

エナジーメディエーター 武之と申します。

今回は歴史が語る未来というテーマでお話していきたいと思います。

19世紀ごろから、科学および科学的思考(論理的思考)の方法が確立されてからというもの世界中のほとんどの人は、ある種の「型」を使った思考をしてきました。

それが、言葉の定義づけです。

未知の概念を既知の言葉で定義することによって、現状理解できるようにするのです。

そうして少しずつ世界が広がっていきました。

新しいことを求めすぎて、すべてゼロベースから考えていた

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ただ、論理的思考が広まりすぎたせいで弊害もありました。

どんな新しい概念や問題の解決法を発見するにしても、現状を完ぺきに理解し、事象の論理的なつながりを理解したうえで思考を始めるという方法がとられていたのです。

論理の過程を他人に説明することができるので、情報を共有することが重要なこの時代では、有用と言えば有用だったのですが、如何せん時間がかかりすぎました。

また、論理を積み重ねるにしても、正しい論理を積み上げる必要があったので、一部の頭のいい人たちしか新しいことを始められなかったのです。


新しいことを始められた人は、それを商品として市場に出しお金を手に入れる。
そのお金で自分の子孫に教育を与え、その子もまたいい教育のおかげで新しいことを考えることができる。
その子孫、そのまた子孫も...

一方で、新しいことを始められなかった人には生活費以外でお金は余らないため、子孫の教育に再投資ができない。
そのため、子孫も新しいことを始められない。
その子孫も、そのまた子孫も...

ゼロベースから考える方法しかないと、どうしても格差が広がっていってしまうのです。

答えは歴史が持っている

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物事の解決方法として、論理的思考のほかにもう一つ歴史から学ぶという方法があります。

自分が生きている前にも人間は何世代も生きてきたわけで、まったく同じ問題ではないにしろ、似たような課題を抱えた人はいたことでしょう。

また、一つの問題に対して改善点が一つしかない問題というのはほとんどありません。

つまり、いろいろな人の行動を参考に自分の行動を形作る必要があるのです。

歴史は多くの場合、文字データとして残っているため、多くの人の人生を追体験することができます。

伝記だけでなく、歴史小説や最近ではビジネス書でも歴史を学ぶことができます。

歴史とは、江戸時代とか戦国時代とかでなくてもいい

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歴史から学ぶと聞くと、世界史や日本史から学ぼうとする人がいます。

それでも悪くはないのですが、もっと時代が近くてもいいと思うのです。

例えば、先ほど言ったビジネス書なんかは数年~十年前程度でしょうが、立派な歴史です。

簡単に言えば、自分より先に自分の問題を解決した人を見つければよいのです。

言葉や、思想だけでもものすごく参考になる場合があるので、本を読むのはものすごく大切です。

新卒くらいの人におすすめの歴史小説

最後に、新卒くらいの人が読むべき歴史小説を紹介します。

司馬遼太郎先生の徳川3部作と言われる作品です。

家康の幼いころに人質として取られているころから、秀吉が死んで天下統一に動くまでを小説として描いています。

生きていく上では絶対に必要である、人心掌握の術についての示唆がふんだんにちりばめられた作品と言えましょう。

上長であろうと、部下であろうと、人心の掌握をしてしまい、自分の言うことを聞いてくれるようになれば、会社では過ごしやすいことことのうえ無いということになるでしょう。

一般の人間関係においても、参考になる部分は多々あります。

エンタメとして楽しむのもよいですが、ビジネス書の感覚で読んでみるのもお勧めしています。

歴史は繰り返す

歴史は繰り返す、とはよく言ったもので、こうした小説から故人の失敗を学んでいれば、避けられたであろう失敗はいまだに世の中に多く存在します。

無駄な失敗で、つまらない人生にするか、歴史から生き方を学び効率よく生きるかはあなた次第です。

あなたが幸せになることを願っています。

to be continued...

読んでいただきありがとうございます。お喜び様です。本当にうれしいです。 あなたが宇宙エネルギーによって自らのDNAを書き換えることを手助けさせていただけて本当に幸せです。