この記事でジェンダー問題に詳しいと紹介されている上智大学法学部の三浦まり教授は、
と主張するが、「女性は共感力が高いというのは思い込みで実際は違わない」という証拠は何も示されていない。一方、共感性と社会的行動の関連における性差(佐藤 有佳, 今井 正司, 三宅 佑果, 熊野 宏昭 日本心理学会第76回大会 セッションID: 3AMB25)の発表原稿の目的(先行研究紹介)では、
と共感指数は女性のほうが高いとする研究がある。つまり、ネットで容易に見つかる情報すら理解できない大学教授に、都合の良い偏見を事実のように主張させていることがわかる。
また、文芸評論家である明治学院大学の高橋源一郎名誉教授の子供、明治学院大学の橋本麻里非常勤講師は、
と、「女性ならではの感性」の存在そのものを否定しています。しかし、以下で示すように「女性ならではの感性」といった「女性ならでは」という表現は広く使われています。特に、仕事の上で女性ならではの感性が役立ったという女性からの表明は数多くあります。広く肯定的に使われている表現をないものとする表現規制が明治学院大学にはあるのでしょう。
「女性ならでは」が使われた実例
大学(女子大学、短期大学以外)(順不同)
女子大学、短期大学(順不同)
一般(新しい例から順に)
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