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【沿鉄歩鉄歩い鉄】2024/10/28 東京メトロ丸の内線方南支線新宿~方南町7984歩 歩行5.4km 鉄道5.2km 迂回係数1.05



これはまた、驚異の迂回率の低さですね。これまでの地下鉄2線が地上区間があるので、そうでもなかったのですが、多摩モノレール並み。実際には富士見車庫あたりは、線路からそれているのですが、右カーブの内側が沿道なので、そのあたりもあってよい数値なのでしょう。
今回は、仕事の合間のウォーキングなので、距離もコンパクト。でも、魅力あふれるルートでした。

全体図 殆ど道路の上

■新宿ー西新宿 線路上
新宿駅西口は絶賛改造中です。
でも、ハルクの下を伸びて青梅街道までの地下道は健在

出発


構内から青梅街道へ左折

かつては、王子行のバスは素直に青梅街道へ出ず、ここを左小回りして副都心の中を走るのが楽しみでした。


工事中のような青梅街道

ルートは極めて単純です
10分もかからず、次の駅。

西新宿

高校時代、腰痛のセカンドオピニオン貰いにこの病院に何度か。用事が合って歩くと結構遠いかも、腰痛かったし。帰りは目の前からバス1本で帰れましたが。

お世話になった病院は懐かしい。

■西新宿ー中野坂上 線路上
引き続き線路の上を単純に歩きます。
この界隈は、淀橋とか角筈とかいう字名がありますが、淀橋浄水場やヨドバシカメラの所以の淀橋はここ。新宿自体は、今の四谷2丁目あたりになるのですよね。

暗渠ではないです。


暗渠ではないです。

向こうに成子坂の再開発地区が見えます。すっかり容貌が変わった街ですね。
個人的には、東京医大病院前バス停の次が成子坂下なので、てっきり駅名も成子坂になるかと思っていました。

再開発ブームのはしりかもしれないシンフォニータワー

成子坂の坂は歩く分にはたいした勾配でもなく中野坂上へ到着。中野には高校同期の勤務先の独身寮があって、よく泊まりに行ってました。懐かしい場所。

中野坂上駅 改札脇の駅名標

■中野坂上ー中野新橋 線路上ーY字迂回ー線路上
厳密には90度左折カーブの線路の上を左折しているので、どのくらい乖離しているかわからないのですが。

お味噌屋さん

食べ歩きではないので、飲食店の紹介は基本しないのですが、大きな釜につられました。

ここから、小さい道へ 左折

大きな青梅街道から、果たして複線トンネルが敷けるのかという町の道へ。

不思議な箱、多分ゴミ箱

一駅小町というマーケティング用語がありますが、この道はそんな素敵な店がありそうな予感のする道、善福寺川に向かってなだらかに下がる道もいい。

決して賑やかではないけど、さびれた感じがしない良さ


善福寺川


中野新橋に到着

地上駅舎の地下鉄、高架なのに地平に駅舎がある駅というのは土地の使い方としては贅沢ですが、やはり使いやすいですね。
■中野新橋ー中野富士見町 Y字迂回ーY字迂回ーY字迂回ー線路上
線路とオブジェクションしているのはここくらいで、全部駅構内の上。オープンカットで作った浅さの構造物の上にどう基礎を打ち込んで4~5階建てのビルを建てたのか興味ありますね。

地下との関係が興味が尽きない

先ほど青梅街道は一気に曲がりましたが、ここは刻みます。一旦路地裏へ

表通りから、右折

左折したところで路地

飲み屋街を行き左折

中野新橋はかつては置屋のあるれっきとした芸者のいる街でした。若貴が全盛の時に、花籠部屋から二子山部屋がここへ移り一躍注目の街。今は静かですね。

突き当りは左折
クランクを右折


直ぐ左折
ジグザグを繰り返して 表通りで地下鉄もまっすぐに

地下鉄がさいど90度カーブで西を目指すと京王バスの車庫が見えてきます。

バス好きです
廃墟にしかみえない(失礼)


車庫の向こうに都立冨士中学高校

中野車庫は交差点のはす向かいに分散していて、先ほどの車庫は北東側、この写真は南西側です。その崖上は富士高校。試験の点数では入れたと思いますが、内申が足りずにここには行けず。といいつつ、高校には大変満足しています。富士高校は後に弟の母校になります。

中野富士見町駅に到着

■中野富士見町ー方南町 線路上ー一区画沿道ー変形コの字(Y字分岐ー一区画沿道)ー一区画沿道ー線路上
書くと長いですが、大した構造ではなく、車庫の隣の善福寺川に沿って歩いているだけです。
本当は車庫側の方が楽しそうですが、本線から遠いのでこちら。

大した構図ではないですが、いい道です。


この斜めに入っていく感じ萌えますね。
関係者施設 マジ感電します。


南岸は車庫で進めず右折

善福寺川クラスで片側が私有地というのは意外と珍しいかも知れませんね。

橋渡って左折


ここもななめ左 左折
川が分岐しています。道は堤防沿い

ここが、神田川と善福寺川の合流地点なんだそうです。善福寺池からくるのが善福寺川、井の頭池からくるのが神田川。

こういう階段、デートの帰り際とか告白にいいですね。
その階段は上らずに左折
クランクのようにすぐ右折
車両がちゃんと見える場所は少ないですね。

そもそも地下鉄なんで見えるものではないとはいえ、この茂みはおしい。

方南通りに上がって右折

この後は方南通りをすたすた西へ。
どうでもいい話ですが、さっきから方南を豊南と誤変換するのです。豊南は実家の古い呼び名のひとつで、こんなのが辞書にあるとは驚きです。きっと著名な地名になっている所もあるのでしょう。

ラストのところで気になるバス停。休日二本しかない路線で東京駅まで行くとは。気になる。しかもバス停が四谷一丁目のあとは東京まで急行。

バス好きにはこういうレアバスはたまりません。一度乗らねば
はい。終点の方南町です。

JRの盲腸線は今とても少ないらしいです。首都圏の地下鉄も終点で相互乗り入れすることが多く、このような乗換駅なしの終点は珍しいです。他はこの前の西高島平、西馬込、北綾瀬 方南町も含め、いずれも車庫確保のための区間がというのが共通ですね。西高島平は違うかな。

今回は実は、平日のど真ん中に休み作ってあるいたので、このような短区間になりましたが、楽しかったな。

永福町に伸びれば少し便利だったかも知れませんね。今になってみるとこのあたり、丸の内本線からも京王線からも距離があるので、この線は貴重です。

お昼

方南町は、乗り過ごしがないけど、終点でおろされるからか、飲み屋が多いですね。ここのランチはめちゃおいしかった。

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