患者が抱える3大コスト〜前向きな死の検討(前編)〜
最大の苦しみをもたらすもの。
それは【精神的コスト】だと思います。
特に、生涯治らない病気や
遺伝病を抱えた患者に対しては
【ライフステージ特有の悩み】
が必ず訪れます。
難病患者はこのステージに来ると
各々の状況を受け止めて
解決策のない問題についての
「やり過ごし方」を検討します。
個人の置かれている環境や
病気の特性などによって
このハードルを乗り越えられる人もいれば
死ぬことの検討を始める人もいます。
私の知人でも
複数の難病患者が
自ら命を断ちました。
そして私も10年以上もの間
【死の検討】を繰り返し行いました。
「不幸な結末」というのは
社会的に隠される風潮があります。
つまり、一般的に表に出てくる情報は
どうしても「一部の美談」になりがちです。
しかし、その裏には無数の
「悲惨な運命」が実在しているということに
しっかりと目を向けてください。
希望的観測ではなく
「現実を直視する」
「現実的に考える」
人が増えることを心より祈ります。
これからも【遺伝病 x 医師 @妊娠中】として
当事者意見を発信していく
貴重なコンテンツを作ってまいります。
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