ヒステリックなイヤリング
金土日と、Oma(ママのママ)とOmaの彼氏の家に行きました、ひとりで。
そのときのお話をもろもろ書きます、きっと面白いですし、お役立ち情報もあります。
というわけで読んでくださいね!!!
まずなんで行ったかっていうと、Twitterにもあげた通り近くの街でチョコレートフェスティバルが開催されていたからで、チョコレートが好きというか生活の一部でストックを切らしそうになるとナチュラルに「あっ帰りに成城石井よらなきゃ」って焦るくらいにはチョコレートホリックな私としては行かないわけにはいかないじゃないですか。
サロン・デュ・ショコラもずっと参戦してたけどそろそろ混雑度がアホすぎるので帰国後はもう行かなくなるんじゃないかなあなんて思ってます。
伊勢丹でやってたくらいの混み方ならまだ耐えるのに、と古参ぶっても仕方ないので片岡物産さまが今後も良質なチョコレートを輸入してくれることを願います。
ああそう、それで、Omaの家までは新幹線を使ってトータル3〜4時間くらいのはずだったんですけど、チケット買うの直前になっちゃって思ってた3倍くらい(往復400€)の出費になりそうだったから「無理だわ……」ってママ(あんまり年変わらないけど)に言ったら「高速バスがあるよ!」って教えてくれたのでその場でオンラインで買いました。べんり〜
13:50発20:55着というなかなかの長旅だけどまあ高速バスとか楽しそうだし、乗る駅は行ったことない大都市だったのでちょっと楽しみ〜って思ってました。
ちなみにバスの名前はFlixBusで、往復60€弱でした。やすい〜
もっとちなみに電車も割引になるカードとか1年乗り放題のカードとか買えるっぽいんですけど、どれにするか迷っているうちに年末になってしまいました。
25%引きか50%引きかとか、どれがいいのかなあ。今後公共交通機関ガンガン使うならはやめに買わないとなあ〜とは思うんですけどね。
ちなみに利用開始日の1週間以上前に買わないといけないらしいです。
そして金曜日にそのバスの乗り場に行ったんですけど、バスはまあドイツらしく(?)15分くらい遅れてきました。
そして到着も30分くらい遅れました。
まあわたしはいいんだけど、駅まで車で迎えに来てくれたOmaとその彼氏には悪かったですね。
バスの乗り心地に変わったことは特にありませんでした。トイレとWiFi(150MBまでだけど)があってよかった。
Omaたちの家はなかなかすごかったです。
日本でいうところのマンションなんだけど、真ん中が吹き抜けで子どもが遊べるっぽいスペースになってて、読書ルームとかフィットネスとかもありました。ホテルみたい!
でもウォシュレットはない。くぅ〜!
その日の夜はポップコーン食べながらテレビ観ました。
政治を皮肉ったお笑いみたいな番組、何言ってるか12%くらいしかわからなかったけど面白かったです。
チョコレートフェスティバルはTwitterに載せたとおり、チョコレートのお店がいっぱいあって人もいっぱいいてたくさん試食できて、美味しいのも変わったのもいろいろ見て食べて、最高でした。
サロン・デュ・ショコラの屋外バージョンみたいな?
あとグリューワインinドイツのデビューをしました。
グリューワイン自体は5年前にヨックモックのカフェでデビューしました(アピール)。
チョコレートドリンクのカップも食べられるコーンみたいなので、日本でも真似して!って思いました。
食べたのとか買ったのもURL貼って感想書きたいけどちょっとめんどくさすぎるので割愛します。
Omaに「あなたそんなにチョコレート食べて……ほんと好きなのね…」と言われたことだけ書いておきます。
ドイツ人に驚かれるほどチョコレートを消費する女というポジションを確立させたいです。
その街には有名な(?)橋があるのですが、その橋を渡るたびにOmaとその彼氏がキスしててう〜〜〜ん寂しい!ってなりました。
でもあれは二人の出会いの橋らしいので、日本国籍のアラサー独身女性を寂しさに包ませてでもキスするくらいは許しましょう。
いい人たちですしね。
ジプシーは差別用語だから使っちゃダメだよって教えてくれました。
帰ってだらだらうとうとしてティータイムにケーキ食べてだらだらして夕飯よーと呼ばれて美味しいものを食べてだらだらして、クリスマスマーケットに向かいました。
キラキラ〜でザワザワ〜でLecker(おいしい)!で最高でした。
いやただの電気じゃん…クリスマス商戦すごい……経済効果…とかも思わなくはないんですけど、みんな浮かれてて、そのネオンの分だけ寂しいんだろうなって思って、まあでも1€も使わずに帰ってきました。
Omaの彼氏の前妻の妹に出会ったり、Omaの男友達にノンアルコールのグリューワインを飲ませてもらったり、Omaの彼氏にワッフル買ってもらったり、なかなか楽しかったです。
売ってるものはまあ、良いものからそうでもないものまで、ちょっとお高めだけどフワフワした気持ちのまま買っちゃいそうになるキラキラな感じでした。
当たり前だけど写真でみるより現場にいたほうが5億倍たのしかったな。
暗くて寂しくて、それをどうにか乗り越えるためのギラギラでフワフワなワクワクなんですね。いいなあ
帰国後に寂しくなったらピカピカをまとってお出かけしようかな。
クリスマスツリーに巻いてあるみたいな小さいピカピカの、あれマフラーがわりにしてさ。
動くクリスマスツリーです!とか看板持って。
グリューワインのお店の男がごちゃごちゃ話しかけてくるのを無視してたらOmaが
「ドイツ語もっと勉強してドイツ人の彼氏つくりなさいよ!まあでもグリューワイン持ってる男はだめよ」
って忠告してきました。
ドイツ人の彼氏とかちょっと私には手に負えなさそうだしドイツ人に私のこと扱えなさそうとも思うのでそういうのはまだ保留です。
30歳未満・独身・賢い・筋肉質・非喫煙者・貧乏ゆすりしない・ゲーマーじゃない・実家が東京近郊・定職に就いている・好奇心旺盛な男性をご紹介ください。いや紹介とか緊張するな??無理…
その前にドイツ語勉強しろって感じですね、わかってるけどさあ!!!眠いし書きたいことはあるしたまにはYouTubeでアイドルとかお笑いとか観ないといけないじゃないですか。空想と妄想とシュミレーションもしないといけないし。あと洗濯とか歯磨きとか。
えーとそれで、土曜日はそんな感じで、日曜日の朝にまたバスに乗りました。
帰りはあんまり遅れなくて、17:40頃にバスを降りたので遅くとも19:30には家に着くかなって思ってたんですけど、DeutscheBahnのおかげでめちゃくちゃ寒い思いをしました。
まずバスを降りた駅から家の最寄りまでの電車を調べると17:39と出ました。無理なので次を探すと30分後でした。
30分も駅で待つの暇だな〜と思っていたらクリスマスマーケットのビカビカの引力に負けていて、気がついたらホットドックを食べていました。3.5€
駅に戻って18:09の電車に乗ろうとしたんですけど、ホームがどこかわからなくて迷ってしまって、電車はタッチの差で出発してました。
次までまた30分待つのは嫌だったのでルート検索して、乗り換える駅が違うだけでかかる時間はほぼ同じ、なルートを見つけて、それに乗ることにしました。
チケットチェックする人たちが回ってきました。
滅多に見かけることのないチケットチェック男。
(以前書いた通り、ドイツの電車には改札がありません、たまに抜き打ちでチェックされます)
最初のルートと違うけど怒られないかな…とドキドキしたけどそんなことはなくて、ほっとしてたら後ろからガヤガヤが聞こえました。
なにやらどこぞの青年とチケットチェック男が言い合いをしていました。
ぜんぜん内容はわからなかったけど、青年が間違ったチケットを持っていたか何かでチェック男に怒られて、でも青年も言い返してて、って感じで電車止まるし、客も「シャイセ!シャイセ!」って叫ぶし突き飛ばすし、まあ端的にシャイセでした。
何分かしたら電車は動き出して、青年はたぶん降ろされてて、よくわかんないけどよかった〜って思ってたんですけど、その騒動のおかげで乗り換え駅に着いた頃には乗るはずだった電車は出てしまっていて、次はまた30分後でした。
つら!さむ!むり!さむ!さむ!!!
と思いながらチョコレート食べてやり過ごしてたんですけど、30分経っても次の電車はこなくて、おかしいな〜なんでこんなにいつも電車遅れるんだろうな〜って思ってたら隣に座ってたおばちゃんが
「はあ〜シャイセ!誰かが線路に飛び込んだらしいわよシャイセ!」
と教えてくれました。
人身事故……!
さすが日本と同じくらい若者が病んでて精神疾患も多い国だけありますね(?)
いくらギラギラのパワーを用いたとしても、人は死ぬときは死ぬんです。
いや飛び込んだ人が亡くなったかは知らないけどさ。
というわけでそれから20分ほどしてやっと電車がきて、異国の寒空の下50分もボケっとして凍るかと思ってたけど乗り込んだら素敵なカップルがいて折り紙のカエル(久々の登場)をあげてミカンもらって、まあ悪くない一日だったなと思いながら家路につき、帰ってから今日あったこと(主に電車のこと)をママに話し、う〜んやっぱりうちのママ(あんま年変わらないけど)最高じゃんって思ってシャワー浴びてだらだら携帯いじってたら日付が変わってました。
帰宅が1時間遅れても遅れてなくてもきっとそうやってSNSパトロールしてたんだろうし、まあいい経験ですね。寒かったけど楽しかったです。
めちゃくちゃ長くなったけど、またファミリーのこともいろいろ書きたい(プライベートなところは有料にするけど)です。
お読みくださりありがとうございます。とても嬉しいです。 いただいたサポートがじゅうぶん貯まったら日本に帰りたいです。