シャワー浴びてメイクしてラズベリーのパン頬張って
「いまどんな暮らししてるの?」
とか
「ドイツってどんな感じ?」
と興味をもって質問してくれる人がいて嬉しいので書いていこうと思います。
何から書けばいいのかわからんけど、まずは食事編にしよかな?
食べるは生きるなので。
食べているということはすなわち生きているということですので。
慌ててシャワーも浴びないしメイクなんて夏から3回くらいしかしてないしラズベリーのパンも頬張ってないしダッシュで間に合わせる電車もバスもないけど、生きているのです。
というわけでドイツファミリーの食生活について書いていきます。
あ、またオペア(住み込みシッターみたいなの)として生きてるんですけど、今の家族についてはまた別の記事にします。長くなりそうなので。
朝食(Früstück)
各々好きなようにミューズリーをザッザッとし、ヨーグルトで食べます。
ヨーグルトを切らしたら水を注いでチンするか牛乳で食べたり。
私は牛乳がこの世で一番嫌いなので基本的にはヨーグルトで。
日本でも流行ってて、私もちょくちょく食べてた大麦のスライスみたいなやつをメインに、チアシードとかキヌアとか、ナッツとかカカオニブとかそういうのを好きなようにミックスして、バターとかはちみつとかで味付けします。
私はチアシードとカカオニブとトフィーナッツを入れるのが好きです。
あとたまにフルーツも追加する。リンゴかミカンかバナナ。
昼食(Mittagessen)
子どもたちが学校と幼稚園に行っている日は適当に冷蔵庫にあるものを食べます。
冷凍庫の残り物をあっためたり、アボカドを切ってレモンを絞ったり、パンに適当に何か塗ったりとか。
好きなようにしていいよ〜って言われてるので一人の時はたまに火を使ったりもします。
今日はお米をちょっとだけ炊いた。
夕食(Abentessen)
基本的にはパン。
ドイツらしいハードなパンをスライスして、朝と同じように各々好きなように塗りたくって食べる。
バター+チーズ+サラミとか、たまにレタスちぎったのが残ってたりするとそれも乗せたり。
甘い物を塗ってもいいけど、サラミとチーズは基本的に夜だけだから子どもも私もこぞって乗せてる。
パンは買ったのだったりママが焼いたのだったり。後者の方が私もOmaも好き。
その他、土日とか来客があったりとかすると、ピザ焼いたりソーセージ作ってたり、あったかくて美味しいパスタソースをグツグツしてたり。
小さいポテトをオーブンで焼いて汁なしミネストローネみたいなのをかけて食べるのが暫定一位で美味しかったです。
でも基本的に食事を作ることにそんなに労力を費やさないというか、服と同じでシンプルで実用的なのでええやん?みたいなイメージ。
土日でも頑張って料理しない日はまああって、そういうときはピザハット頼んだり、ケバブプレートみたいなのテイクアウトしたり、そんな感じです。
私はミューズリーもハードなパンもピザも好きなので問題ないんですけど、日本人の感覚からすると「こ、こんなに楽していいの…?」って感じです。
それでみんな大きくなってるしまあ問題ないんだろうな、日本に帰ってもこんな感じで生きようかな、ってちょっと思います。
Omaがいるときは朝もパンで、なぜならOmaはミューズリーが好きじゃないから。
朝はパンに塗るものが甘くなります。
バターにチョコレートペーストとかカシューナッツペーストとか、その上に蜂蜜とか。まあ好き放題です。
15年くらい前にカナダでホームステイしたときは「なんでトーストにバター塗って砂糖かけてピーナツバター乗せてんの…そりゃ太るよ…」って白い目で見てたし、そんな甘ったるいパン食べられなくて残したらホストが気を利かせてシリアル出してくれたけど牛乳に浸ってない部分しか食べられなくて、ランチも持たせてもらった物を開けたら人参とリンゴがそのまま出てきて驚愕して、部屋でカロリーメイトをかじった記憶があるんですけど、人間の成長とはおそろしい物で、今の私はこれでもかとバター塗りたくるしその上にジャムとか諸々のペーストをベッタベタに乗せて食べるし、リンゴはそのままかじるし、そりゃ太るわけですね?!
体重計の電池が切れて買いに行くのがめんどくさくて1ヶ月くらい計ってないんですけど、その前の増加具合と体感として、1年前と10キロくらい違うんだろうなって思います。
むしろ私史上MAXデブを更新しているかも?!
それでもBMI計算したら20ちょっとだったから許されたいよ!誰に?私に!!!
ただまともに運動もしてないし足先の痺れとか階段での動悸とかめまいとかそういうのが悪化してるし、血液ドロドロなんだろうな〜ってなんとなく思います。
糖尿病だったらどうしよう、こわ。
あとひとつ驚いてるのは、子どもたちが喜んでサラダを食べているということ。
野菜に限らず食べない子どもだった私からすると驚きでしかありません。
子どもは野菜が嫌いという先入観とそれにまみれた広告によって野菜嫌いの子どもは量産されているのでは??
そういえば園児の頃に観させられたしまじろうのビデオに
「サラダを食べたくないときどうする?」
みたいなテーマがあったなあと思い出しました。
ちなみにそのビデオではドレッシングをかけよう!みたいな解決策を提案されてました。
ドイツ人はポテトもそうだけどパプリカが大好きなので何にでもパプリカが入ってます。もちろんサラダにも。
ポテチもパプリカ味がめっちゃ多い。
どろんどろんに焼けたパプリカは美味しいと知りました。
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