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『人生を変えたコント』を読んで
私は、お笑いコンビ、霜降り明星を推しています。激推しです。せいやも粗品も好きです。私にとっての推し活は実際に見に行くまではしませんが、ラジオやYOUTUBE、TV番組をできるかぎりチェックすることです。この推し活で結構元気をもらっています。(他にも推しがいるので、忙しい。)
好きになったきっかけは、ラジオです。霜降りは、金曜日のオールナイトニッポンの一部を担当しています。霜降りのラジオは、2時間ずっと漫才をしているくらい面白いです。二人ともそれぞれに才能があることは、もちろんのこと、二人の笑いに対する熱がすごいところやお互いを想い合っているところが好きです。もちろん、毎日18:00にUPされる霜降りTUBEは毎日見ていますし、それぞれのYOUTUBEも面白いです。霜降り愛を書いたら、長くなるのでここらへんでやめます。
今回はせいやの初著書『人生を変えたコント』を紹介します。小学校の教師としても、せいやファンとしても、とても面白い本でした。
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なんと今の時代に、すべて手書きで書いた本です。せいやが結構壮絶ないじめを笑いで跳ね返した話です。いじめがなくならない理由が、被害者側の視点から書かれているので、小学校の教師として、胸が締め付けられました。手を差し伸べるのが、いかに難しいのかが分かりました。もし、自分がそのときのせいやの担任だったら、どう寄り添ったらいいのか考えました。せいやは精神的に参りながらも、自分で跳ね返した。これはせいやの人間力であり、今売れに売れている理由だと思います。自分の一番得意な「笑い」で跳ね返したのが、とてもかっこいいです。読んで思ったことを書いてみます。
いじめはいつでも、だれにでも起きる。
いじめられている子は、「いじめられている」と自分から言いだすのは難しい。優しい子、強い子ほど言い出しづらい。大人は被害者の「ごまかし」「強がり」を疑わないといけない。
理解してくれる仲間が一人か二人いるといい。誰もいない場合は本当に辛い。
自分の得意、自分の信念がある人は強い。逆にそれが見つからない場合は辛い。周りの大人の存在が相当大事。
強い人ほど我慢して限界がくる。自分にも心あたりがある。
いじめに対して、親ができることは少ない。いじめの発見に教師の存在は非常に重要。
いじめっ子の気持ちにさえ、寄り添うことができているせいやはすごい。一生推します。
以上、最近は、BSテレ東の「晩酌放浪歌」にも応募した、まっすぐ!エンチャントでした。