「気を付けないと!俺。」という反省文#214
1.威圧感
私には「威圧感」があります。顔の濃さ、言動など心当たりはたくさんあります。(もちろん子どもたちには丁寧に言葉遣い、日頃からいつも笑顔でいることを気を付けてはいますが。)経験を積んで、子どもたちに対して、「対等でいたい」「子どもの権利を大切にしたい」と思い、意識的に威圧感をなくそうと努力してきました。職員室の先生方に対してもそうです。昔の私を知っている先生から「近年のエンチャントさんは、仏のようだ。」と言われたこともあるほどです。しかし!まだまだなんです。漏れ出る威圧感を抑えきれていないと自分で自覚しています。「できないところ」や「適当なところ」や「陽気なところ」はあえて見せていますし、何か起きた時には、「指導」するのではなく「質問する」ことを心がけています。
しかし。
2.ゆずれない部分の厳しさ
ゆずれない部分に関して、どうしても昔の私が顔を見せるのです…。
今では叫ぶことはないですが、たんたんと穏やかに話しながらも、どうしても威圧感が漏れ出ていると自覚しています。その度に反省をします。
(もちろん人権侵害に当たる行為はバッサリいきますけど。)
・女の子にいじわるをする男子(おいおいこの時代に)
・理由のない継続した怠け
男の子ってそんなもん。
やりたくないものってあるよな。
と思いながらも、ピシャっと言ってしまうことがある。
「指導」じゃなくて、「質問」して考えさせないと全く意味ないのに。
ちょっと先に産まれただけなのに!
よし、気を付けよーう!
3.子どもに任せるときに
子どもに委ねる実践が増えてくると思います。私の授業も変わりつつあります。任せ方によっては、辛い思いをする子がいます。子どもに任せた結果、自分のキャパシティ以上の無理をしてしまう子や、グループ内のフリーライダーの尻ぬぐいで自分の学びを深められない子。自己調整がうまくいかなくて、学びが深まっていない子。無責任な任せ方や、任せっぱなしで放っておくと、そりゃあもちろん上手くいかない。これからこういうことが増える気がします。
私の場合、授業中に歩き回って質問しまくる(一斉授業よりも結構忙しい)のですが、ちょっと目を離したすきに「見逃していた!」なんてことがあります。(しかし、一斉授業よりは、まだマシ。)
・委ね方を吟味すること
・教えるべきところ、教師の介入すべきところの見極め
・できるかぎり子どもの学びの進捗状況をモニターすること
まだまだですが、こういうことが上手くできるようになりたい!
以上、エンチャントでした!