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社会の授業を個別化する #173
物語文を個別化する #171|エンチャント先生@小学校 (note.com)
算数の授業を個別化する #172|エンチャント先生@小学校 (note.com)
3学期の社会科も授業も個別化していきます。
「教科書を使って、先生が板書をしながら、全体で自分とは関係のない地域について調べていく社会」だけはやってはいけないと思います。「調べる」ことをしていない社会科の授業も観たことがあります…。そうならないように、計画しました。
今回は、「事故や事件からくらしを守る」と「市の様子と人々のくらしのうつりかわり」の単元を見ていきます。
1.資料を見て、「学習問題」と「調べること」を出し合う
事故・事件の件数のグラフや、市の移り変わりについて資料をロイロノートで提示します。(詳しい資料は、住んでいる地域が分かってしまうので、載せません)単元全体をカードにして、まとめておきます。
どんなことを調べていく単元がわかったら、単元の全体の学習問題を作り、調べることを全体で出し合っていきます。単元の中で1時間目だけは全体で行います。
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2.単元の計画
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進め方と時間を確認します。学び方は自分で選びます。友だちと調べていってもよいし、一人でもくもくとやってもよい。しかし、途中で自然に友だちと協働する場面を設定するために、「〇〇会議」を3人以上と開くという課題いれます。
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それぞれの時間で、調べてきたカードを、「最後のまとめカード」にはります。
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こちらも調べてきたことを、最後の年表にまとめていきます。
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3.自己評価
学習に入る前に、個人個人でも評価基準を作ります。難しい人は教師と一緒に作ります。
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4.成果物
最後の成果物は、今検討中ですが、どんなかたちにするかを自分で考えてもらおうと思っています。
特に、市のうつりかわりは、総合的な学習の時間とリンクをして、市の「昔」「今」「未来」について、テーマと発表相手を設定して、ロイロノート、画用紙、新聞、動画、レポート、作文などにまとめることにしようと考えています。
以上、エンチャントでした。