評価・通信簿についての問い
①問い
2学期終わり、通信簿仕事がだいたい終わった時期ですね。もやもやしたことを問いの形に変える。評価・通信簿について、11個、問いを作りました。
評価とはなんですか?評価=通信簿?
評価のあり方に疑問をもっていますか?
今の通信簿を見て、保護者に子どもの学習状況がどのくらい伝わっていると思いますか?
評価で子どもが元気になったり、力が伸びたりしていますか?
総括的評価に全振りしている現状についてどう思いますか?
通信簿の準備にかける時間にどのくらいの価値(もしくは無駄)があると思いますか?
もし子どもの成長のための評価のシステムを一から自分で考えた場合、今のやり方とどのくらい変わりますか?
子どもたち(の学習状況)をABC(特にC)で評価することに罪悪感を感じませんか?
学びを評価の3観点に無理矢理あてはめていませんか?
授業を考えるときに、評価を後回しにしていませんか?
通信簿を渡して終わりになっていませんか?
通知表をなくすのが、学校を正常化するのに効果的だと、私も思いますが、そう簡単にはなくならならないですよね。通信簿をなくした学校の話を本などで読むが、公立の学校で、ボトムアップで通信簿をなくすのはかなり難しいというかほとんど無理だ。学校の裁量といっても、市内の学校で連携しているので、一校だけなくすのは多分できない。
②じゃあどうする?
この話のとりあえずの落としどころは、通信簿で成績を通知することを維持したまま、+αで何かをすることだと思います。例えば、面談の形を大きく変えるなど。今の一般的な公立小学校の個人面談もあまりうまくいっていない現状があるので。
③色んなアイディア、つぶやき
フィンランドの評価。先生、友達、自分、保護者が評価を付けて、それらをもとに対話をする。面談がそういう時間だったら意味がありそうだ。
ブラックボックスにしている評価を、まずは、なるべく子どもと保護者に、見えるようにする。
逆向き設計というものがあるようだ。
1目標設定、2授業計画、3評価の2と3を入れ替える。人から評価されて、いい評価だったらうれしいけど、それが嫌な評価だったら火が消える。なにくそ!と思える人だけじゃないよなぁ。
評価・通信簿・個人面談で、子どもがやる気になったり、元気が出たりするようにしたい。
以上、エンチャントでした。