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運動会の練習スタート 2024

 今年度も運動会の練習が始まりました。異動して初めての運動会なので、分からない部分もありますが、まずは様子見です。2クラス規模の学校なので、表現はブロック(2学年)で行います。子どもたちの手で作り上げてもらうために、夏休み前から動いていました。

1.ブロックの先生たちへの提案

 夏休み前の7月。表現を「子どもたちに渡す」には、1学期、夏休みになる前に動き出さなくてはいけないと思っています。
 今年度の私のブロック(3・4年)は、民舞をやることに決まっていました。そこで、子どもたちに、いくつかの民舞の映像と説明をみてもらい、アンケートをとりました。その結果、エイサーと花笠音頭に票が集まったため、「どちらかえらんでやる」ということにしました。子どもの「これを踊りたい!」を優先した結果、こうなりました。2つの民舞を交互に踊り、3曲目の流行りの曲で、二つの民舞が合体するというストーリーを教師で描きました。

関連タイトルはこちら

ダンスがうまくなるのが運動会?|エンチャント先生@小学校 (note.com)

2.事前準備

  夏休み前に各クラス、花笠4名・エイサー4名、ダンスリーダーを募り、動画を観ながら「友達に教えられるくらい」練習してきてもらいました。ロイロノートが活躍しました。もう、民舞の部分は、教師は修正をするくらいで、子ども同士で教えることができる状況が出来上がりました。

3.初日(今日!)

 本日、初日でした。私は、花笠の方のサポートを担当しました。思ったことを書きます。

①4年生すごい

 1年ちがうだけで、全然違いますね。教え方、教わり方、そもそものダンスの上手さが段違いでした。優しく、分かりやすく、根気強く教えている4年生のダンスリーダーを見て、感心してしまいました。もちろん言葉で伝えました。

②苦手な子は、本当に苦手

 見たものを再現できない子がいます。これはしょうがないことなのです。4年生のお姉さんたちが、その子にも根気強く、優しく教えていたので、感動しました。でも、その子なりの表現ができればいいと思っています。

③子ども同士教え合う方がいい

 教師が一斉一律に教えると、見栄えもよくなるし、一見よさそうに見えるかもしれない。しかし、学ぶことは圧倒的に子ども同士教え合う方がいいと思います。教師は、サポートに徹します。
 今回は、3曲目は教師主導です。ここはメリハリだと思っています。

④事前指導が効いている

 教えるポイント、教わるポイントを何度も何度も示したことが結構効果的です。また、ダンスが苦手な子、嫌いな子がいて当然なことも全体で話しました。「表現」ですからね。そこまで、動きを合わせなくていいと。

4.私のこだわり

 体育部育ちで、体育部主任をやってきた私にとって、運動会にはこだわりがあります。しかし、異動一年目ですから、そんなこだわりは一旦置いておきます。

①子どもに任せる

 これは達成できそうです。ブロックの先生方に感謝です。

②出発は担任が打つ

 私、自分の学年の出発は自分で打ちたいんです。しかし、これは無理そうです。

③曲はこだわる

 「お任せ」なんてしません。全部選びます。

④放送はプライドをもって

 運動会と卒業式の放送は、「一音落とすものは去れ」の気概でやってもらいたい。放送原稿にはこだわります。子どもがこんだけ頑張っているんだから、教師がミスるのは、だめ、絶対。

⑤設定にこだわれ

 団体競技はただやるんじゃなくて、ストーリーがほしい。見ている人がクスっと笑えるような。

 以上、エンチャントでした。

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