32日目〜子供の試練は親の試練〜
娘の保育園の転園が決まった。
4月から徒歩2分の保育園に行ける事になった。
久しぶりの嬉しい出来事だ。
娘は1歳児クラスで今の保育園に入園した。
1歳の保活は激戦と聞いていて
実際1年前の内定指数を見ると、到底認可保育園に入るのは到底無理そうだった。
自宅からも駅からも遠い、あまり人気の無さそうな今の保育園を第一希望に書いたところ
運良く入園する事ができた。
新設園が沢山できた年で、うちの保育園もその一つだった。
通ってみると、小さめの保育園ということもあり
アットホームでのんびりしているところが
娘にも私にも合っていた。
毎日楽しく通ってくれたので
なんとか仕事と子育てを両立することができた。
保育園には感謝しかない。
それでも転園することにしたのは
送り迎え時間の短縮ももちろんだが
今の保育園には同じ小学校区の友達が一人もおらず、小学校入学に向けて不安があったからだ。
新しい保育園は公立で人数も多いし
小学校にも近いので、同じ小学校に通う友達もできそうだ。
娘は明るく社交的だが、繊細である。
1歳になる前から時々一時保育に預けていたし
しょっちゅう児童館などに出向いていたので
人見知りしないし、知らない人にもどんどん話しかける。
親の私が羨ましくなるくらい、友達を作るのが得意だ。
にもかかわらず、日々のちょっとした変化には驚くほど敏感だ。
保育園で生活のルーティンが変わったとき
しばらく情緒不安定になったと先生から聞いた。
去年の4月1日は
学年が上がるのが不安でズル休みをした。
私自身も異動初日で休むわけにいかず
急遽実家の両親に来てもらって乗り切った。
一応転園の申請前に娘に意思確認をしたし
新しい保育園に変わることを繰り返し話している。
保育園の外から一緒に見学してみたりもした。
今のところ、新しい保育園を楽しみにしているようだが、4月になってみないとわからない。
先生や友達との別れと新しい環境をどう感じるのか。
転園は娘にとって最初の試練かもしれない。
娘の試練は親の試練でもある。
私にできることは
娘の気持ちをよく聞き、励ますことくらいだ。
あとは子供の力を信じるのみ。
今度の4月1日は在宅勤務にして
事前に両親の予定も押さえておこう。
万全の態勢でその日を迎えたい。