えなこ

都内の一般企業に勤めるワーママ。1歳年上の大らかな夫とお調子者で少し繊細な4歳の娘と3人暮らし。2022年1月に息子を13週で死産し天使ママになりました。今の気持ちを綴ります。気まぐれに不妊治療や仕事、育児の事も。

えなこ

都内の一般企業に勤めるワーママ。1歳年上の大らかな夫とお調子者で少し繊細な4歳の娘と3人暮らし。2022年1月に息子を13週で死産し天使ママになりました。今の気持ちを綴ります。気まぐれに不妊治療や仕事、育児の事も。

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息子と向き合う56日間

先日、自宅で赤ちゃんを出産した。 13週6日。ママのお腹の外では まだ息をすることができない週数。 死産だった。 ある程度の週数になると 流産や死産であっても産休を取れるということは 知識として知っていたが それが12週以上であることも ''産休を取らなければならない''ことも 知らなかった。 私は会社員で 法律上、産後56日間は就労できないそうだ。 これは正直想定外だった。 死産をしたのはとても悲しいし 今まで生きてきた中で最も辛い出来事の一つであることは間違いない。

    • バチェラー愛④〜祝・バチェロレッテ2放送決定!〜

      今更バチェラー愛を語る第4弾。 先日、今夏バチェロレッテ2放送決定!という 嬉しいニュースが飛び込んできました。 Yahoo!ニュースで知り、電車の中にもかかわらず「え!」と声が出てしまったよ。 すぐに特典映像を鑑賞。 懐かしい映像満載だった〜! バチェロレッテ2は海外からスタートになるのかな? バチェロレッテが誰か、既にほぼほぼ特定されているようですね。 IT社会、恐るべし! 正式発表を楽しみに待ちましょう! 夏に向けてバチェロレッテ熱を上げていくためにも、ここでバチェ

      • 56日目〜2回目の月命日を前に〜

        職場復帰して2週間。 元の生活に戻れるのか不安だったが 一週間もしないうちに、生活はすっかり戻った。 久しぶりの出社日。 ドキドキしながら会社に行くと 職場の上司や同僚は明るく優しく迎えてくれた。 おかえりなさいと言ってくれる人。 今回は残念だったけど、またご縁があったら良いねと言ってくれる人。 とりあえず仕事頑張ろうと言ってくれる人。 それぞれの励まし方、迎え方で。 その全部が温かく、ありがたかった。 休暇中もメールやteamsである程度状況は確認していたが、改めて関わ

        • 死産後の心と身体の変化

          こんにちは。えなこです。 私は2022年1月に13週6日で息子を死産しました。 妊娠12週以降の死産(後期流産)のため産後休暇を6週と少し取り、先日職場復帰したところです。 少し時間が経ち、気持ちも落ち着いてきたので 死産後の心と身体の変化について振り返ってみたいと思います。 もしかしたら同じような悲しい経験をされた方がお読みになっているかもしれません。 流産、死産された週数や状況によって 心身の回復度合い、感じ方は人それぞれ、千差万別だと思っています。 あくまで私個人の

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        息子と向き合う56日間

          45日目〜最後の休日〜

          産後休暇も今日で最後。 今、娘を保育園に送り届けたところだ。 ずっと行ってみたかった近所のカフェで、この文章を書いている。 死産して1〜2週間で仕事復帰をしようと思っていたところ、産休が必要だと分かった。 最初は長く仕事を離れるのが不安だったし、 どう過ごせば良いか分からず途方に暮れた。 赤ちゃんがいないのに産休を取って良いものかと 罪悪感もあった。 結果的には、産休を取って本当に良かった。 この45日間が無ければ、ゆっくり心と身体を休める事は出来なかったと思うし じっく

          45日目〜最後の休日〜

          43日目〜水子供養〜

          産休最後の週末。 お寺で水子供養をしてもらった。 娘は「赤ちゃんにお手紙書く!」と言って 張り切ってお手紙を書き始めた。 まだ文字は書けないのでシールをぺたぺた貼る。 「パパとママも書いて!」と言われたので 私と夫も書いた。 お花とお供え用のお菓子を買っていざ出発! というところで、突然娘が「行きたくない。」と言い出した。 さっきまであんなに張り切っていたのに…。 なんとか宥めて行こうとするが 「いやだ!公園行くの!」と泣き始めた。 こうなるとテコでも動かない。 約束の

          43日目〜水子供養〜

          40日目〜実家の断捨離〜

          産休中にどうしてもやりたかった事。 それは実家の断捨離だ。 実家の元・自分の部屋。 結婚して家を出る時に大量に物を処分し 里帰り出産の時にも断捨離をしたつもりだが まだまだ私の物が残っていた。 実家に遊びに行く時は娘も一緒でなかなか作業出来なかったので この機会に単身で実家に帰る事にした。 張り切って朝10時に到着。 少しお茶を飲んで母とお喋りしてから 早速自分の部屋に篭って作業開始。 まずは本とマンガ。 今時はネットで読めるし、そもそも実家に置いておいても今後読む事は

          40日目〜実家の断捨離〜

          39日目〜自分を取り戻せる場所〜

          産後休暇も残り一週間。 仕事が始まったらインスタグラマー活動も出来なくなるし、少し遠出してみることにした。 (コロナ疑惑があったのに懲りない私) 産休中、スイーツ巡りを始めた。 毎日暇なのでひたすら情報収集をしていて 今では大分お店に詳しくなってきた。 気になるお店をGoogleマップ上に保存して いつでも見られるようにしている。 あくまでにわかインスタグラマーなので フォロワー数も大したことはないが スイーツの記録をインスタにアップして いいね!してもらうのがとても楽しい

          39日目〜自分を取り戻せる場所〜

          37日目〜コロナ疑惑〜

          木曜日の夜、突然熱が出た。 夕方から急にのどが痛くなり、身体もだるい。 まさかと思い熱を計ると、38.2℃。 コロナだ…終わった…。 朝からクリニックに行ったから? 繁華街を通ったから? 夕方まで出歩いていたから? ここ一週間程は電車に乗っていなかったが 色々出掛けていたのは確かだ。 一人で娘を見ているのも辛くなってきたので 残業中の夫に連絡し、帰ってきてもらった。 夫が帰ってきて気が緩んだのか 涙が出てきた。 申し訳ないやら情けないやら もし陽性なら保育園にも迷惑か

          37日目〜コロナ疑惑〜

          35日目〜不妊治療クリニックへの再入学〜

          妊娠判定を受け 無事に胚嚢確認、心拍確認が出来ると 不妊治療クリニックを''卒業''する。 憧れだった卒業論文ならぬ、卒業生のアンケートを意気揚々と記入し、クリニックに別れを告げた私だったが、残念ながら再入学することになった。 出戻りは少々気まずいので いっそのこと他のクリニックを探そうかとも思ったが 通いやすく、慣れ親しんだクリニックだし 初めての体外受精の妊娠出来ているから、実績もある。 という訳で、とりあえず前に通っていたクリニックに予約した。 先生の診察では、す

          35日目〜不妊治療クリニックへの再入学〜

          34日目〜バチェラー愛③〜

          今更バチェラー愛を語る第3弾。 見終わったばかりのバチェラー2について。 ※ネタバレあり (昨日悲しい日記を書いたのに今日はふざけた日記ですいません。) バチェラー史上最高に面白いと思ったバチェラー4を超える感動! 小柳津さんが本当に素敵だった! バチェラーの中で個人的に一番顔が好みだなーと思って見始めたんだけど… 顔以上に、小柳津さんの人柄が素敵過ぎた! 後半はもう泣きっぱなし。 小柳津さんが泣いてる姿にもらい泣きしてしまって。 小柳津さんの言葉とか振る舞いとか 本当に

          34日目〜バチェラー愛③〜

          33日目〜涙が止まらない日〜

          なぜだろう、今日はものすごく悲しい。 娘の保育園が再開して、やっと一人になれるって嬉しかったはずなのに。 やっぱり一人でいると色々考えてしまう。 自転車を漕いでいたら急に涙が溢れてきた。 次から次へと息子への思いが止まらなくなる。 息子の声を聞いてみたかった。 もっと一緒にいたかった。 ちゃんと育ててあげたかった。 死産してから 自分の気持ちに蓋をしないと決めた。 その時感じた気持ちから目を背けてしまったら 後から気持ちが折れてしまうんじゃないかと思ったからだ。 こんな

          33日目〜涙が止まらない日〜

          32日目〜子供の試練は親の試練〜

          娘の保育園の転園が決まった。 4月から徒歩2分の保育園に行ける事になった。 久しぶりの嬉しい出来事だ。 娘は1歳児クラスで今の保育園に入園した。 1歳の保活は激戦と聞いていて 実際1年前の内定指数を見ると、到底認可保育園に入るのは到底無理そうだった。 自宅からも駅からも遠い、あまり人気の無さそうな今の保育園を第一希望に書いたところ 運良く入園する事ができた。 新設園が沢山できた年で、うちの保育園もその一つだった。 通ってみると、小さめの保育園ということもあり アットホー

          32日目〜子供の試練は親の試練〜

          31日目〜死産から1ヶ月〜

          今日は息子の月命日だ。 もう1ヶ月、というには濃すぎる1ヶ月だったし 死産した日が遠い昔のようにも感じる。 ゆっくり息子の事を考えて過ごしたいと思っていたが、また娘の保育園が休園になってしまい、それどころではなくなった。 今回は幸い連休を挟んでいたこともあり 休園期間は2日間だけで、少しホッとしている。 かまってちゃんの娘は、まだ一人では遊べない。 ママ来てー!とすぐに呼ばれて おままごとに付き合ったり シルバニアファミリーの色んな役をやらされたり とにかく忙しい。 すぐ

          31日目〜死産から1ヶ月〜

          27日目〜バチェラー愛②〜

          今更バチェラー愛を語る第2弾。 とにかく最高だったバチェラー4について。 ※ネタバレあり 初めて見たのがシーズン4で 私がバチェラーにハマったきっかけの作品。 エピソード1で早速バチェラーの虜になった。 こんなに面白いのに何で今まで見逃してたんだろう…バチェラー1からリアルタイムで見たかった!! バチェラーにハマった理由はもちろんバチェラーを奪い合う女の戦いが面白いからではあるけど ライバルである女性同士の友情だったり 家族とのエピソードだったり 思いがけず感動ポイントが

          27日目〜バチェラー愛②〜

          26日目〜職場復帰へのカウントダウン〜

          退院して2回目の病院。 産後休暇は8週間が原則だが 医師の診断を受ければ 6週間まで短縮することができる。 今日はその許可をもらいたいと思っている。 相変わらず病院は混み合っていた。 産後の1ヶ月検診に来ている親子がいて 赤ちゃんの泣き声が聞こえる。 生後間もない赤ちゃんの声は 幼児の泣き声とは全然違う。 娘が赤ちゃんの頃は、泣き声がすごく大きく聞こえたものだが、今はとてもか細く聞こえる。 息子の泣き声も聞いてみたかったな。 赤ちゃんの泣き声を聞くと まだ悲しい気持ち

          26日目〜職場復帰へのカウントダウン〜