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死産後の心と身体の変化

こんにちは。えなこです。
私は2022年1月に13週6日で息子を死産しました。
妊娠12週以降の死産(後期流産)のため産後休暇を6週と少し取り、先日職場復帰したところです。

少し時間が経ち、気持ちも落ち着いてきたので
死産後の心と身体の変化について振り返ってみたいと思います。

もしかしたら同じような悲しい経験をされた方がお読みになっているかもしれません。
流産、死産された週数や状況によって
心身の回復度合い、感じ方は人それぞれ、千差万別だと思っています。
あくまで私個人の場合という事で、お読み頂けましたら幸いです。

◆死産当日
明け方に自宅で破水、陣痛が始まってしまい、
そのまま出産しました。
奇しくも第一子である娘の時と同じく、
破水からの陣痛、出産でした。
まだ赤ちゃんの体が小さい事もあってか、陣痛は耐えられるレベル、出産の瞬間の痛みはほとんど無かったです。
母子手帳に記録されている分娩時間は3時間30分。娘の時は6時間55分だったので、約半分の時間となりました。
死産のご経験をされた方のブログなどを拝見しましたが、13週での自然排出は珍しい方なのではないかと思います。

出血は多く、出産後3時間程、ずっと出血が続いていました。
後陣痛は娘の時より痛く、半日程続きました。

精神面では、出産の瞬間はパニックになりましたが、夫がいた事もあり意外と冷静に受け止めたような気がします。
娘がまだ寝ていたので一人で病院に行きました。
病院で処置が終わり、先生が一時部屋を退出して一人になった瞬間「ああ、本当に死産してしまったんだな。」と実感して号泣しました。

◆入院中(死産翌日、翌々日)
後陣痛は治まり、お腹や下腹部が時々痛む程度でした。
悪露は多く、産褥パンツ、産褥パッドを使用しました。
看護師さんと普通に会話したり、テレビや動画を見て笑ったりもできましたが、急に涙が出たり、悲しくなったり、気持ちは不安定でした。赤ちゃんに会えた喜びと、もうすぐ会えなくなる悲しみで感情はぐちゃぐちゃでした。

◆退院後(死産から1週間まで)
基本的には自宅でゆっくり過ごし、少しずつ家事を再開しました。徒歩圏内のスーパーやコンビニには行きましたが、娘の送り迎えは夫にお願いしました。
とはいえ、途中で保育園が休園になり、自宅で娘を見なくてはならなくなったため、動かざるを得なくなりました。強制的にリハビリになって良かったかもしれません。
まだ少し下腹部の痛みはあり、出産時のダメージか、排便時お尻の辺りがものすごく痛かったです。
悪露は続いていて、生理用ナプキンを使用しました。
一人でいると時々涙が出てきましたが、休園になってからは泣いている暇も無く、一気に日常に戻りました。

◆2週目
途中まで休園期間でした。電動自転車に乗り始め、娘と公園やランチに出かけました。
退院後初めての検診では、まだ少し炎症が残っているものの、順調に回復しているとの事でした。
悪露はほぼ無くなってきて、おりものシートで対応できました。身体の痛みもほぼ無くなりました。
娘と過ごす時間が長かったので、気持ちは大分落ちついていました。

◆3週目
自転車で行ける範囲で色々出かけました。近場の電車移動も少し試してみました。
気持ちも安定していて、漢方薬局に行ったりと、妊活再開に向けて前向きに考えられるようになりました。

◆4週目
家族でも一人でもちょこちょこ電車で出かけました。退院後2回目の検診があり、身体はほぼ回復しているようでした。また、このタイミングで生理が来ました。出血量は妊娠前より若干少なかったものの、1週間ほど続いたので恐らく生理かなと思っています。
この頃には残りの産休を楽しもうと、色々計画を立てて過ごせるようになりました。

◆5週目
今後に向けて、妊娠前にお世話になっていた不妊治療クリニックや鍼灸院に行きました。死産の事を話す事で心の整理ができて良かったです。
その反面、月命日前後は気持ちが揺れてしまい、急に涙が止まらなくなる事が何度かありました。今後も、毎年の命日はもちろん、月命日は心が不安定になってしまうのかもしれません。

◆6週目
産休も残り1週間程となり、ラストスパートで毎日忙しく過ごしました。仕事復帰に向けて、チームのメンバーにご挨拶のメールをしたり、お客様とのアポイントを取ったりもしました。
再度不妊治療クリニックに行ったところ、成長している卵胞があり、身体が回復している事を実感しました。
お寺で水子供養をしてもらい、ご住職から色々なお話を聞いて、気持ちの整理が出来ました。


死産した時はもう立ち直れないかもしれない、と思いました。
でも今、前を向く事ができています。
家族や友人、会社の上司など、多くの人に支えられました。
それから、息子との限られた時間を悔い無く過ごせた事が今に繋がっているような気がします。
そのために手を尽くして下さった病院の先生、看護師さんには大変感謝しています。

もちろん今も悲しみは消えないし、今後もこの思いを抱えていく事になりますが、その時々に感じる気持ちを大切に過ごしていきたいと思います。









































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