「自分なら」の想像が加われば物事はもっと面白くなる
九州は栗の産地であり、種子島にも頻繁に足を運ぶ為、よく行く場所であり、大好きな場所です。
様々な魅力を持つ九州ですが、魅力を感じる理由の一つが本当に美味しい物だらけ。
美味しいものが溢れている場所という所もあると思います。
例えば熊本でよく行く小料理屋があるのですが、ここはいつ行っても、どの料理を食べてもとても美味しいお店で、
赤茄子の上に味噌を乗せて焼いた料理。
これに心を奪われました(笑)
赤茄子はヒゴムラサキという品種を使い、焼くと茄子の果肉が柔らかくとろけ出し、甘味と旨味が溢れる茄子の果汁に赤味噌のコクが交わります。
「絶品」の一言です。
どんな食材をどのような方法で提供してくれるのか。
興味、好奇心、そして舌も満足できる大好きなお店の一つです。
私が好きになるもの、面白そうと興味を引くものには一定の規則性があることに気づきました。
それは「自分なら」の想像が広がるという点でした。
先程の小料理屋さんもそうです。
食事が美味しいのは前提の上で、どのような素材で、どのような調理、どのような味に仕上がるのか。
行く度に「自分なら?」の想像が広がります。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」というTV番組が好きなのですが、これも、
その道の一流が何を考え、どのような「プロの仕事」として行動したのか。
自分であればどう行動するのか?
置き換えることでマーケティングのヒントにも繋がります。
「このプリン、いま食べるか? ガマンするか?一生役立つ時間の法則」
という本もとても面白く拝読したのですが、
平等に与えられ、限られた時間の中で、
どうしたら自分にとっての「幸せの時間」にするかが見えてくる内容でした。
マーケティングの材料を探そうと意識している訳ではありません。
ですが、自分が見聞きする情報に対して、マーケティングのアンテナを無意識のうちに張っているのだと思います。
楽しかった、面白かった、美味しかった。
「さて、自分なら?」というイメージです。
好きになるきっかけ。
つまり興味を持つきっかけは誰でも「〇〇そう!」という想像からスタートすると思います。
想像から始まり見聞きし、経験した事から「自分なら?」を加えてみると、もっと好きに、もっと面白く物事を捉えられるのではないかと思います。