サブレ、クッキーの『葉の形』に込めた思い
恵那川上屋は創業から今に至るまで、たくさんの出会いを経験してまいりました。
人はもちろん、素晴らしい素材との出会い。
そして、そこから様々な品が生まれ育っていきました。
「おかしな大地」も出会いの中から生まれたブランドであり、急成長しています。
今、注目しているのが「ご当地サブレ」です。
「旅する山の栞」工場を立ち上げ、プレスして焼く設備を導入し、「ジャムジャーニー」の製造も始まりました。
サブレと同じく葉の形で真中にくぼみを作り、そこにジャムを流して包装しています。
今後はさらに発展した商品の企画も進めています。
旅するジャムのクッキーは、産物と産物の掛け合わせを実現します。
先回お話しした『桜梅桃栗』は、名古屋の覚王山で販売しており、「名古屋人」という個性を大切にしていきたいという思いから生まれました。
広がりを見せるサブレ、クッキーですが、ご当地クッキーやサブレにおいて、どうしても譲れない点があります。
それが『葉の形』です。
旅する山の栞は、「葉」を栞として使うイメージから作り上げられており、「旅のお供に本がある」ことがコンセプトとなっているからです。
そしてもう一つ。
その品にはストーリーが必要だと思っています。
「栗から繋がった仲間達」として広がって行けばと思っています。
これから皆さんも旅先で、葉の形をしたサブレ、クッキーと出会うことがあるかもしれません。
その時にはこのサブレやクッキーも旅をし、ここへとたどり着いたということに思いを馳せていただけたら嬉しく思います。