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『おかしな大地』という「甘い野菜ブランド」に寄与し、お客様にお届けできるよう邁進いたします

種子島の工房では安納芋けんぴの生産が始まりました。
 
安納芋という名前は多くの方がご存じだと思いますが、安納芋が「種子島西之表市安納」という地区で生まれたことはご存じでしょうか?
 
私と安納芋の出会いは30年近く前、初めて種子島に行った時のこと。
黒糖の職人を探していた時、ある旅館で女将が出してくれたのがきっかけでした。
芋から蜜が噴出し、強い甘味とねっとりとした食感は初めての経験でした。
 
その当時はまだ、種子島内でしか流通はしてなかったと記憶しています。

ある建設屋さんに焼き方を教えたら、さっそくオーブンを作り、炭火で焼くトンネル型のオーブンを制作し冷凍販売が始まりました。
 
我々もセラミックを活用したオーブンを制作して焼き始めました。
今でも各店の冷凍ショーケースに並び、時期には通販でもご紹介しています。
 
焼芋にするには熟成が必要です。
ケンピは採れたてという条件が付きます。

素材を知り、でんぷんの使い方ひとつでいろんな商品ができてきます。
 
是非この冬に向けて安納芋を素材にした焼芋、お菓子をご賞味いただけたら幸いです。

来年以降、現在の工場を安納地区に移転する予定です。
この工場からまた新たな素材を加工する予定でいます。
名前も「種子島里の菓工房」から「種子島安納製糖所」にする予定です。
 
おかしな大地という「甘い野菜ブランド」に寄与し、甘い素材をお客様にお届けできるよう邁進いたします。

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