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語彙が増える瞬間と、自分の人生を生きることの関係性


6月の「書く技術」は、『赤ずきんちゃん』を使って、物語の要約をしました。

音読される物語をメモにとり、そのメモをもとに要約をする中で、

「あー!私が言いたいことにぴったりの言葉が思い浮かばない!!」

と悶絶する方が多く(というか、その悶絶自体が語彙力を増やしていくのに必須のプロセスだったりしますが)、


講座の最後に、感想をお聞きしたときに、

「オオカミはおばあさんに仮装しました、と私は書いたんですが、

仮装って、仮装大賞みたいで、オオカミがしたことはそんな大仰なことではないですよね。

でも、なんと表現したらいいのか💦」

と感想をお話ししてくださった方がいらして、

「そうですね。そこの箇所だと、他のグループの方で、

『オオカミはおばあさんに扮し』

と表現された方がいらっしゃいましたね」


「それ!私が言いたかったのそれです!扮し、私も使います!」

と、すぐに自分の要約文を修正した方がいらして、


おお。「語彙が増える瞬間」に立ち会っている✨

と、嬉しかったりしました。(こういうところに萌える言語オタク)


語彙って、

1)こういうことを表現したい!という熱量と、

2)ああああ、ぴったりの表現が出てこないー!!!という悶絶、

3)試行錯誤の末の、「そう!この言葉!」というぴったり感

の末に増えていくので、

「表現したい」という思いが、なにより語彙を増やすのだと思います。


先日、水野浩志先生の講座を受講したとき、(クソほどおすすめです)

「講座の最後に、講師のビジョンを伝える」ことの大切さを教えて頂き、さっそく講座に取り入れているのですが、

私のビジョンは、

「言語技術を習得することで、

 安心して自信をもって表現できる人を増やすこと。

 自分の言葉で、

 自分の人生を生きる人を増やすこと」

です。

今の日本人に一番足りないの、安心と自信だと思っているので、そこをふやしたいのと、(「私の言葉は伝わる」って感覚、安心と自信につながると思うのです)

自分の人生を生きようと思ったら、

どうしたって、「自分の言葉」が要るよねー、と思います。

そして、「自分の言葉」って、

奇抜だったり、変わっていたり、人と違った特別なものだったりする必要って、どこにもない。普通の言葉でいいんです。

普通の言葉だけど、

「そう!これ!私が表現したいのってこういうこと!」

という思いと、ビタっと一致する言葉を使いこなせれば十分。(そしてそれがクソ難しい)


語彙がいっこ増えると、

自分が表現できる世界がいっこ増えるということ。

それは、自分の世界が語彙いっこ分広がった、ということ。


言葉の力を磨くことで、

自分が言いたいことを、ジャストの語彙で表現できる力を増やしたい方、

講座でお待ちしております(最後宣伝w)。

こちらからご予約いただくと、500円引きです😆

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