「桃太郎」とは
今月は『蜘蛛の糸』の分析をしている「書く技術」ですが、
来月は『桃太郎』やろうと思って、
色々調べておりました。
すると、
『桃太郎』の昔のバージョンだと、
桃から生まれるのではなくて、
ずっと子どもに恵まれなかったおじいさんとおばあさんが、桃を食べたら元気になって、妊娠して赤ちゃんを産んだ
が原型に近い話という説もあるらしく、
あ、「桃」ってそういう!
そういえば古事記で、イザナミが鬼の軍団を送りこむけど、イザナギは黄泉比良坂まで逃げのび、そこにあった霊力のある桃の実を投げつけて追手を退けた話、あったなぁ。
(桃太郎、なんで桃から生まれたんだろって思っていたのですが、霊力がある果実だからか)
「鬼」が来る方向は、「鬼門」=丑寅(うしとら)=北東ですが、
サル、トリ、イヌ、で、鬼門(うしとら)に打ち勝つ物語、と解釈している説もあって面白かったです。(なんで鬼がトラのパンツにツノ2本かって、鬼門が、ウシ(角2本)+トラだかららしいです)
桃太郎って、ある意味、「魔(厄)除け」、もしくは「鬼(厄)封じ」のお話なのかも。
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