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日本人のスピーチ下手の要因

日本人の
スピーチの下手さの話を聴いて


まぁ
そもそも日本て国語の授業でスピーチやらないしね
と思ったのですが
(そもそも恥ずかしがり屋さんが多い国民性に加えて、
 スピーチの知識と練習量の不足)


そういえば、
平均的な日本人が、
子どもの頃にスピーチを聴く機会って、


学生の時の、

全校集会の、校長先生のお話くらいなもので、

しかも、校長先生のお話って、

スピーチ上手な校長先生に当たらない限り、

基本、下手くそなので、

(超絶うまい校長も時々いる)


日本人は、スピーチというと、

「偉い人が話す、
 つまらないことを、
 偉くない人が、
 じっと黙って聞くこと」

と刷り込まれるのかもしれないなぁ、
などと思いました。
(自分がスピーチを話すときも、
 上手なスピーチのデータがないから
 うまく話せない)


長先生がスピーチ上手かどうかって、
その後の子ども達への影響、
かなり大きいかも。


「校長先生みたいに、
面白いお話ができる人になりたい!」
って、
子ども達が思うようになったら最高だなぁ。


20年くらい高校の先生やりましたが、
超絶スピーチが上手な校長先生も時々いらして、

印象に残っているのは、
農業科の校長先生でした。

短い上に、エピソードが活き活きとしていて、
最高でした。

人間として豊かな人のスピーチは
やっぱり中身が深い。


(技術は、中身があるけど上手に伝えられない人の話を
 上手に伝えることができるようにする力はありますが、
 そもそも中身がない人の話を、
 中身があるようにする力はないんですよね。
 身も蓋もない話ですが)

(中身がある人が
 技術を身に着けたら、
 最強です)


上手にスピーチするためには、
スピーチの型を学ぶことと、
自分の人間性を磨くこと、
どっちも大事、と思います。

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