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サッカーの"サ"の字も知らん女が1人で観戦してみた

私はサッカーに興味が無い
まっっっったく

それなのにひょんなことから
1人で観戦することになってしまった



行くのをやめようと思った

冒頭にも書いたように
私はサッカーに全く興味が無い

だだっ広い芝生の上を
ただボールが行ったり来たりするだけで
何が面白いんだろうと思っていた


しかし『いわきFC』というチーム自体には
興味はあった

きっかけは6年ほど前
バイトの先輩と出身地の話をしていて
サッカー好きの彼から
「あの強いチームができたところでしょ?」
と言われたからだ

その頃地元を離れていたということもあって
正直知らなかった

けど時が経つにつれて
名前をよく聞くようになり
街中でも見かけるようになってきた

そしてだんだん
"地元なのに知らなくて良いのだろうか"
という気持ちが大きくなっていった


そんなある日インスタで
無料招待の広告が出てきた

「当たらないだろうな〜」と思いつつ応募


見事【 当選 】

チケット申し込み画面を開くと驚愕の


チケット枚数【 1枚 】の選択肢のみ


当たったら誰誘おうって考えてたのに、、
まさかの1人、、
しかもサッカー、、

かなり迷った
不安だったからだ

初めてのスポーツ観戦だし
興味が無いものを見に行って
果たして楽しめるのか、と

それでも行くことを決めたのは
"地元チームを応援したい"
という気持ちだった




行くと決めて調べたこと

真っ先に調べたのは

サッカーのルール

これが分からないと楽しめないと思ったからだ

調べてみて驚いた

ゴールにボールが入れば得点となり
その得点を競い合う


、、知っていた
私はサッカーのルールを知っていたのだ


次に

持ち物と服装

持ち物はチケットさえあれば
どうにでもなりそうな感じがした

服装は調べて良かった
どうやら"チームカラー"というのがあるらしい
知らずに相手チームの色を着ていって
しまったかもしれない
危なかった、、


最後に

写真撮影について

私は音楽のライブやフェスにはよく行く
そこだと写真撮影については結構厳しい

サッカーは試合以外は大丈夫だと書いてあった
広めるために解禁したそうだ
素敵な試みだなと思った



いよいよ当日

会場にはキックオフの13時までに着けばいいのか
と思っていたが
前日に来たメールに"開門時間"という文字が

サッカーにもライブのような
開場時間があることを知り
駐車場も混むだろうし避けるためにも
開門時間に合わせて向かった


服装はチームカラーである
赤を一応取り入れて行ったけど
普通の格好の人も結構いた良かった

持ち物は財布、スマホ、水筒、ハンカチのみ
日差しが強かったから帽子は
必要だったかもなあ

周りは座布団的なの持ってきてた方が多かった
けど、私的には別に無くても大丈夫だと思った
試合時間もそこまでは長くないため
体も痛くはならなかった(人によるだろうけど)


着いてみると色んな地元のお店が並んでいた


私はいわきFCパーク内にあるカフェの
お豆腐入り牛100%ハンバーグサンドを買ってから
入場することに

RED & BLUE CAFE
いよいよ入場
持ち込み禁止の物もあるようだ
Jヴィレッジ
まずは腹ごしらえ
応援グッズももらえた!

始まるまでは
市長の挨拶やチアダンス
チームキャラクターの
ハーマー&ドリーくんのダンスがあり
待ってる間も楽しめた

13時 キックオフ!!

スンって始まってびっくりした
何か合図がある訳でもなく
(私が聞き逃したのかだけかもだが)
突然ボールが動き出した

私にはルール以外にもう一つ
心配事があった

それは"応援の仕方"だった

サッカーは歌とかダンスがある
イメージだったので
ついていけるか不安だった


しかし意外にも
黙って集中して見ていることの方が多かった
たまに手叩きで応援することもあったが
聞いたことがあるようなリズムですぐのれた

これはサポーターさんにもよるのだろう
相手チームの鹿児島の方々はずっと歌ってた
あれはあれで一体感があり楽しそうだなと思った


そして試合自体はと言うと

とてつもなく楽しかった!!!


"ゴールに入れば得点になる"
というルールだけで
十分熱くなれた

なんなら初めてゴールに入った時は
感動して泣きそうになった

それくらい面白かったのだ


さいごに

いわきFCはこの試合で
J2昇格とJ3優勝が決まった

こんな素敵な瞬間に立ち会えたことが
とても嬉しく、行ってよかったと思った


今までなぜサッカーに興味が無かったのだろう
おそらくスポーツのなかで
1番見やすいのではないかと感じた
(ゴールにボールが入れば得点というルールだけ
 押さえておくだけでも楽しめるから)


サッカーに興味がないのに
行かなくてはならなくなってしまった方、

サッカーが好きなのに
なかなか勇気が踏み出せずに
試合を見に行ったことがない方

ぜひとも安心して行ってみて欲しい


大丈夫、興味が無かった私が
心の底から楽しめたんだから

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