ローファンタジーとハイファンタジー、どっちが好き?
少し前のnoteで、ゾンビものの面白さ。もっと言うとポストアポカリプスの何が好きなのかを述べた。その中で、ハイファンタジー、主に異世界も良いよねって話もした。
自分の中で、ローファンジーとハイファンタジーのどっちか好きかって言われたら....うーん。どっちも好きだな!2つともファンタジーだし!ただ、ローファンタジーにはローファンタジーの、ハイファンタジーにはハイファンタジーの良さがある。(ファンタジーがゲシュタルト崩壊するわ)
音楽でも、今日はロックだな、今日はジャズだな、いや、今日はメタルだなって日がある。その中でも、ロックなら60〜70年代(主にビートルズ、キンクス)を聴きたい時もあるし、80年代、90年代(主にメタリカ)を聞きたい時もある。
音楽の話をし始めると優に3000文字は書くだろうから、まぁ辞めとく。結局、読みたいファンタジーもその日の気分で変わるから、なんとも言えない。ただ、どっちも好きってことだけは変わらないと思う。
ハイファンタジーの何が良いのかって、この世界にはない幻想的な風景だと思う。見たことのない色の花が咲き乱れて、宙に舞う光景。この世界にはいない動物、怪物が現れて襲ってくる。そういう非現実は、この現実にはない別種の満足感を満たしてくれる。
俺が児童文学が好きなのもそれが理由だ。クロニクル千古の闇シリーズは旧石器時代に精霊、魔術を合わせた独特な世界を見せてくれる。上橋菜穂子作品(獣の奏者や鹿の王シリーズ)は純粋で(俺の中では)クラシックな異世界を作り上げている。現実世界を舞台にしたローファンタジーには、決して作り上げることができない世界がそこにある。
最近、レーエンデ国物語なるハイファンタジー作品を本屋で見つけた。少しだけ読ませてもらったが、めちゃくちゃクラシックな異世界に、少し現代味(あらすじを記した漫画や、現代的なキャラのイラストなど)もあって、良いねー!!👍って感じだ。読みたい本がボンボコ積み上げられていって時間が足りねぇな!
ああいった作品が今、まさに今刊行されているってのは幸せだ。子供の頃に読んだファンタジーは全部完結されている状態だった。
本棚から埃被った状態で出てくるそれらは、古い古い昔の出来事を記録した古文書みたいで、それもそれで良かったけど。今刊行されているものは、まさに俺の知らぬところで現実に起こっていることを記録してきました!みたいな感じで味わい深い。
俺はいつもファンタジーを読む前に、ケルト音楽を聴いている。俺の中で、異世界の音楽って言ったらあれだ。あれ聴くとテンション上がって、よーしファンタジーの世界に飛び込むぞ!ってなる。
みんな昔やんなかった?作業用bgmでケルト音楽聴くの。俺はずっと聴いてたわ。それはいいとして、ファンタジー読む前にケルト音楽聴くのはおすすめだから是非やってほしい。
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