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『きっと、うまくいく』(“3 idiots”)を観ました
そして、私は私が思っているより、サッカーが好きみたいだ。
2020/01/04
相互からお薦めされていたインド映画を、冬休みの間に絶対1本は見ようと思っていた。
2020JリーグYBCルヴァンカップ決勝、FC東京対柏レイソル。
うちは家族みんなで東京サポーターだ。
両親が観戦に出かけていき、私はテレビを独占できる状況。
4本ほど勧められていた中から目に留まった『きっと、うまくいく』を迷わず再生した。
本編2時間51分。2時半のキックオフと同じくらいの時間に、そんな映画を見始めた。
1.サリー素敵!!
インド映画は完全に初めてなので、社会システムとか日常的な被服も見慣れないものなのだけど、その中で目を引いたのはやっぱりサリーだった。
何度かある結婚式のシーンでは、鮮やかに翻るサリーを中心にした煌びやかな花嫁衣装にうっとり。
民族衣装にはかなり興味があるので色々調べてみようと思った。
2.めっちゃ踊るやん
これはインド映画に対して誰もが持っているイメージだと思うんだけど、学園コメディの合間に普通に歌って踊る。
私はたまたまミュージカル映画が好きなので、もう、すごく楽しかった。
中身がどうとかじゃなくてただ楽しいっていう、いや中身はあるんだけど、ケセラセラって感じですごく好きです。(雑)
3.がんばれる気がする
ランチョー、ファルハーン、ラージューの3人組に、とにかく元気をもらえた。
普段のいたずらとか馬鹿騒ぎとかはもちろん、3人が社会に抗ってそれぞれの進路を自分の意思で決めることも、
今『進路』という課題をずっと目の前にちらちら見せられている高校生の身としては、共感かつ憧れられるものだった。
好きなことを追い求める姿や友人に学んだことを大切にする姿勢。
私は「好きなことを学べる進路を選べ」と言われていて、比較的自由に選択の余地がある、恵まれた環境なのだと思う。
それでも、きっとその時々で何を信じるべきかの正解は存在して、それは自分かもしれないしそうではないかもしれない。
この映画で3人が選んだ道も、その切り開き方も私が得られるものかはわからないけど、3人が私に何か、一種の勇気をくれたことは間違いない。
試合終了
映画も終盤、第2部の残り25分といったところで、夢見心地のままそろそろ試合終了かと地上波中継を覗きにいった。
チャンネルを回すと予想通り試合は終わっていて、派手な赤色の文字は
「FC東京13年ぶり3度目の優勝」
と吉報を伝え踊っていた。
テレビの方を見ていない妹に向かって
「優勝!!優勝した!!!!!!!」
と叫んでいるとき、確か、けっこう涙が出ていた。
映画もいいところで止めてきたので、
映画で泣いてるのか、優勝で泣いてるのか自分でもわからなくなっちゃったけど、私は感極まって泣いていて、
中継が終わってから顔がぐしゃぐしゃのまま映画に戻った。
素敵な結末でまた涙がだばだば出てきて大変だった。えへへ。
私が思ってるより私はどうやらJリーグが好きみたいだ。この分では、リーグ優勝なんてしたら、三日三晩涙が止まらなくなるんじゃないか。
そんなわけで私はこれからも、楽しくスポーツ観戦ができそうだ。