KURAMAEモデルプロジェクトからのご報告
「+coffee KURAMAE」販売終了のご報告
2020年のクラウドファンディング以来、原材料創出と販売を行ってきた「+coffee KURAMAE」は2022年3月31日をもちまして販売を終了することになりました。
蔵前で協力してくれたカフェや焙煎店、福祉作業所の仲間、KURAMAEモデルを原材料に選んでくださったメーカー様だけではなく、クラウドファンディングで応援してくださったみなさま、販売施策や福祉作業所向けマニュアル制作、原材料創出のノウハウやアイディアを提供してくださったみなさまに感謝を申し上げます。
地域をつなぎ、だれ一人とり残すことなく原材料創出を行う循環モデル「KURAMAE」を2019年はじめに着想して以来、実践の場としてマニュアル制作・課題抽出ができたことはKURAMAEモデルにとって貴重な機会となりました。
KURAMAEモデルを、改めて定義する
地域で「いらない」と一度は処分を検討された資源をいかにアップサイクルの原材料に生まれ変わらせるか。これは、一見非効率な作業でありながら、次世代の子どもたちがどういう価値観をもって暮らしていくか、という一つの案を提示することにつながっていくと考えています。
ていねいに、今ある資源を活用しつくし
無理なく、心に豊かさをともし
地域のみんなを知りながら、つながっていく
そんな暮らしが、必ず新型コロナで喪われかけている人の結びつきを新しい形でにつながると信じています。
これからもKURAMAEモデルは、アップサイクル商品を企画開発するメーカー様と共に、消費ばかりの都会でも取り組める持続可能な循環を模索してまいります。
今後の販売先情報について
さて、3月15日よりすみだ珈琲さまが「コーヒーから生まれた地球環境にやさしい有機質肥料」の販売を開始しております。すみだ珈琲さまとは2020年以来、何度となくお打ち合わせを行い、この肥料の原材料創出へのかかわり方を模索してまいりました。常に真摯な廣田さんが肥料の販売を開始されたことを、とても喜ばしく思います。
ご興味をお持ちの方は、
すみだ珈琲さまへお問い合わせをよろしくお願いいたいします。
〇お問い合わせ先
株式会社すみだ珈琲
〒130-0012 東京都墨田区太平4-7-11
結びに
今後ともKURAMAEモデルに関わるカフェ、焙煎店、福祉作業所、そしてこの循環を受け入れてくださる蔵前地区を見守り、応援してくださったら幸いです。
よろしくお願いいたします。
縁の木 主人 白羽 玲子