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毎日noteを更新する6つの理由と身に着けたい2つの力

こんにちは、市川円です。昨日、「自己を肯定する9種類の感覚とその違いについて」というnoteを公開したのですが、本当はこれを毎日noteとしてカウントするつもりはありませんでした。しかしどうしてももう1本ひねり出すことができず、ちゃっかり毎日noteのマガジンに含めています。

自分の中でルール違反(と言えるほどそもそも厳格化していない)を厳しく取り締まっても仕方ないので、昨日のことは昨日のことでまあいいかなと思うのですが、しかしそういう言い訳がまかり通るようになるとそもそも毎日noteやっている意味がなくなってしまうので、仕組みで解決しようと考えました。

というわけで、今日からは1日の作業初めに毎日noteを更新して、「他の作業は毎日noteが終わらないと取り掛かっちゃダメ」という状況を作ってみようと思います。今までは逆だったんで、「それ以外のものを毎日noteとしてカウントする」という抜け道があったんですね。

そんなこんなで本日は、朝ごはんを食べて妻を駅まで送って帰りしなに散歩をして、洗い物やらなんやら済ませて「さあ今日の作業を始めるぞ」のタイミングでパソコンに向かって毎日noteを書いています。

――と、ここまで書いて今さらですが、そもそも「毎日noteやってる理由」についてどこにもきちんと言語化していないことに気が付きました。「近いうちに書かなきゃ」と打ち込んでみてから、これまた「今書けばいいじゃん」と気が付いたので、今日のnoteはそれを書きます(前振りが長い)

毎日noteを更新する理由

毎日noteを更新する理由は、ひとえに「これから先も文章で飯を食っていきたいから」です。(本業はライターやっています)

これだけだとちょっと抽象的すぎるので、もう少し具体的にすると、

①今自分が興味を示しているものを言語化しておきたい
②普段からネタを見つけられるアンテナを張っておきたい
③いざというときに発信できる場を確保しておきたい
④反応がある記事とそうでない記事を蓄積しておきたい
⑤常に誰かに「伝える姿勢」で発信しておきたい
⑥どんなネタでも書き切る力を身に着けたい

といったところでしょうか。①②はメモや日記のような目的で、③④はnoteのSNSとしてのポテンシャルに期待して利用していると言ったところですね。

でも①~④だけなら「noteを利用する理由」にはなり得ても、「毎日更新する理由」にはなりません。これには⑤⑥の理由が非常に強くかかわっていて、そして個人的にもっとも大事にしているのもこの2つの理由です。

というわけで、それぞれについてさらに掘り下げて説明させてください。

伝える姿勢とは|「伝える」と「伝わる」は全く違う

まず伝える姿勢ってなんぞや、って話なんですが、これには前提として「伝える」と「伝わる」は全く別物だ、という話があります。

これは「笑わせる」と「笑われる」に変換してみると分かりやすいと思うんですが、「笑わせる」ために必要なものと、「笑われる」ために必要なものは全く違うというのは議論の余地がないと思います。で、たいていの人は「笑われるより笑わせたい」のではないでしょうか

同じように、「伝える」と「伝わる」は全然違うもので、わたしは伝えられるようになりたくて文章を書いています。ときには「思いがけず伝わってしまう」ことが素敵なように思えるときもあるのですが、意図せず伝わってしまうのって結構怖いよなと個人的には思っています。

言葉は凶器になり得るので、「意図せず伝わってしまう」ということは、「意図せず傷つけてしまう」ことに他なりません。そして、どんなに気を付けていてもこれを完全に回避することは難しいと、わたしは妻とのやりとりで学びました。

だから、誰も傷つけたくない、という話ではなく、強い言葉を使うときには「これによって誰が傷つくかを考えたうえで、それでも発信する」という姿勢を身に着けたいのです。そのために、思いついた言葉やアイデアをメモや日記にとどめるのではなく、誰かに届けるための文章として毎日書くことにしています。

書き切る力とは|いつか誰かの声を形にするために

書いているうちに、「ネタに見切りをつける」ことがあります。

これじゃあダメだ、おもしろくない、オチが見つからない、なんか飽きた。どうせ書き上げてもおもしろくないし、早く次のネタにいきたい。今は時間がない。こんなの書いてる場合じゃない。

理由はいろいろですが、とにかく一度思いついて書き始めたネタに見切りをつけてしまう機会はめちゃくちゃ多いです。そうこうしているうちに、あれよあれよと下書きが溜まっていきます。noteやブログをやっている方なら、経験があるのではないでしょうか。ちなみにわたしは、公開する予定のない下書きが200本くらいあります。

この状況はどういうことかというと、「自分で一瞬はおもしろいと思ったネタを200個殺した」のと同義だということです。死んでしまったネタを見返すと、切なくなります。そのときのわたしに書き切る力があれば、この200個のネタもきっとなんらかの形で日の目を見ることができていたと思うと、どうしても力不足を嘆きたくなります。

ただ、自分のネタであるうちはまだいいんです。そして自分だけが関わっているうちはまだいいんです。だから、趣味としてやっているうちはぜんぜん気にする必要ないと思います。

でも、それで何かを為したいと考えるなら、そこに誰かを巻き込みたいと思うなら、その誰かの声をきちんと形にするためにも、どんな状態でも書き切る力を身につける必要があるよなと思っています。

そして書き切る力を身につけるのにもっとも確実な方法は、数をこなすことです。楽な方法ではないですが、確実に身につく方法を選ぶことが結果的に先に繋がると信じて毎日更新をしています。

まとめ

そんなわけで、「伝える姿勢」と「書き切る力」を身につけるために、わたしは今日も毎日noteを更新しています。

ちなみにどちらも、キングコング西野さんがVoicyで配信されてた内容に感化されています。聞く前から毎日noteには取り組んでたんですが、「やり続ける意味がある」と確信できたのはこれを聞いたおかげです。

なんせ、毎日オンラインサロンで数千字の記事を投稿して数万人に評価され続けている人の話ですから、説得力があります。興味のある方は、ぜひ聞いて見てください。

西野亮廣エンタメ研究所 - キングコング西野 - 結果の出し方

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