禁煙1日目――禁煙セラピーを読み終えて。
昨夜、先週買った『禁煙セラピー』を無事読み終わり、そのまま「最後の1本」を吸いました。まだ半分以上残っていたタバコの箱と、灰皿を一緒に捨てました。
寝て起きて、迎えた禁煙1日目。
禁煙セラピー的には、最後の1本を吸った時点で私は非喫煙者なので、禁煙1日目、という表現自体ちょっと違和感がありますが、まあわかりやすいのでいいでしょう。
当面の目標は、ニコチンの禁断症状が出る三週間目までを無事乗り越えられるかどうかです。そこさえ乗り切ってしまえば後はたやすいのだとか。
ただし「我慢が伴う禁煙」(禁煙セラピーでは「精神力禁煙法」と呼ばれています)ではいけません。
タバコを我慢しながらやめるのではなく、「もうあんなもの吸わなくていいんだ」という気持ちを持ってやめる。それが禁煙セラピーで語られている禁煙法です。
実際、読み終えたときにはもう私はタバコを吸いたくなくなっていたので、最後の1本を吸いきるのは大変でした。こんなにまずいものをどうして吸っていたのだろう、とまで言うと大げさに聞こえると思いますが、そんな塩梅なのです。
以前は当たり前のように目いっぱい肺に入れていた煙も、最後の1本を吸っているときは耐えきれず、口でふかしてお茶を濁しました。
そんな感じで迎えたので、禁煙1日目はとくにタバコを吸いたい気持ちになることもなく、無事終えることができました。タバコを思い出すシーンは幾度となくあったのですが、「ああ、いつもはこのタイミングで吸っていたな」と思うくらいで、吸いたくて仕方がない、とはなりません。
明日はどんな気持ちになるんだろう、とわくわくする気持ちすらあります。
――とかなんとかいって、あっさり吸い始めたりして。
【追記】
禁煙2日目はこちら。
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