「事前に決まっていたほうが安心だよね」という話

内閣府 公募研究、事前に「内定」応募仕込む(2018/05/08 毎日新聞)

研究開発課題の責任者を公募したにもかかわらず、実際は事前に候補者を決め、各課題の詳しい内容を伝えていた。
こうした経緯は公表されておらず、(略)仮に候補者以外が応募しても、審査で勝つのは難しかったとみられる。

「○○ありき」で事前に決まっている。

日本はエニアグラムのタイプ6社会と言われていて、
安心・安全・安定が好きなタイプ6社会としては、
事前に答えが出ていたほうが、安心できるから
こういった動きになってしまうのでしょう。

内閣府の生川(いくかわ)浩史官房審議官は取材に事実関係を認め「(略)時間が限られていたため、(略)手続きに瑕疵(かし:不完全・ミス・不足・不十分)があるとは思っていない」と話した。手続きをやり直すつもりはないという。

こういった「公募したにもかかわらず、実際は事前に候補者を決め」というような動きが問題無しとして受け入れられるのも、限られた時間で確実に結果が出る安心のほうが何よりも大事という、タイプ6的な価値観が優先されたからだと思います。


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