見出し画像

苦手なこと vs 得意なこと

わたしは昔から、自己主張が苦手で空気を読むことがもはや生きがいだった。
その理由として恐らく根本にあるのが、自己肯定感の低さ。
※今はさほど自己肯定感は低くない。むしろ高い方ですらあると思う。

物心ついた頃からぽっちゃりを極めていたことで、内向的(内弁慶)で自己肯定感も低かったわたしが、いじめられないように過ごすには「空気を読む」「周りに合わせる」「目立つことはしない」が絶対条件だったのだ。(あくまで幼きわたしにとっては、の話)

ずっと染みついたものは簡単には変えられないから、「自分らしく生きていいじゃん」と思えている今でさえも、自分の意見を主張することは苦手だ。
相手が思う通りに進められるよう、無意識に細心の注意を払って発言をしている節がどうしてもある。

ただその「空気を読む」習慣も、仕事では有意なもの・武器として使えているから、人生無駄な経験ってないんだよなあと思ったりもする。

要は人の気持ちを察することに長けているので、ホスピタリティが求められる仕事は天職であると自負している。
実際にホテルマンをしていた時期にはお客様から多数お褒めの言葉を名指しで頂戴し、非対面での接客(チャットでのサポート・メール対応など)ですらファンを作ることができている。

「自分の長所は何だろう」と転職活動をするたびに考えていたが、
きっとこれは長所の一つなんだろうなあと、苦手なことに思考を巡らせていたはずがまた一つ自分の良いところに気づいてしまった。(ほら、こういうところが自己肯定感高いでしょ?)

そんな満月の夜も悪くない。ね。


今日の気づき:苦手なことと得意なことは紙一重
―自己主張が苦手だからこそ、人の気持ちを察して細やかな心遣いをすることができるようになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?