Flapjack奮闘記1
Flapjackを知っているだろうか。
イギリスの伝統的なお菓子で、めちゃくちゃ雑に説明するとオートミールをバターとゴールデンシロップで混ぜて焼いた、めちゃめちゃ甘いお菓子である。
かつてイギリスの小学校でよく出ていたデザートで、結構好きだった。
そして最近、あの味を再現しようと奮闘している。ので、試したレシピとその結果の記録を残そうと思う。
Try1
……どのレシピを使用したか忘れてしまったが、シンプルにオートミール、砂糖、ゴールデンシロップを使用したレシピだった。クッ○パッドを参考にしたんだっけか?
感想:
味は美味しい。しかし、求めている食感ではなかった。というのも、今回できたものは固くて噛み付くとポロポロ崩れる系だったからだ。これはこれで美味しかったけどね!
Try2
コチラを参考にした。日本語で探すとあまり情報がないため、「flapjack gets hard」みたいに英語で検索すると、結構「フラップジャックが固くなってしまいます。どうしたらいいですか?」という質問を見かけた。みんな同じ道を通るんだなあとしみじみ。
参考にしたいレシピはoz表記だったので、グラムに変換して端数を調整したレシピは以下の通り:
150g オートミール
60g 小麦粉
3g ベーキングパウダー
120g バター or マーガリン
120g 砂糖
大さじ1 ゴールデンシロップ
ゴールデンシロップは普通にカルディーで売っていた。案外手に入るもんである。オートミールも近くのスーパーで買った。300g入っているやつ。型は18 x 18 のスクエアのものを用意した。
手順は参考サイト通りに作る。一応日本語に訳すとこんな感じ。
1. オーブンを190度に予熱する。
2. マーガリンとゴールデンシロップを鍋で加熱し、混ぜる。
3. その間、その他の材料たちを混ぜ合わせる。
4. 溶かしたマーガリンとゴールデンシロップを、3で混ぜ合わせたものに足す。
5. 混ぜる。
6. 型に入れ、10分焼く。
7. 焼きあがったら、冷めて固まる前に切れ込みを入れておく。粗熱が取れたら切り分ける。
感想:
柔らかかった!焼き上がり直後に食べるとちょっと粉っぽく焼き時間が足りなかったか?と思ったが、時間を置いてから食べても変わらなかったのでこんなもんなのかもしれん……。お腹は壊さなかったので、焼き足りていないこともなさそう……。
味は近いような気がしたけど、ゴールデンシロップ感が足りないかも?次は増やそう。あと、焼き上がりの色が薄かったので焼き時間も気持ち増やそう。
そして型18 x 18は大きかった。結局牛乳のパックを使用して体積を減らして対処した。新しく買ったんだけどな……。
Try3
前回の感想を踏まえ、型は15 x 15のスクエアのものを新たに用意。材料の分量も少しだけ変える。変更点は以下の通り:
120g 砂糖 -> 100g
大さじ1 ゴールデンシロップ -> 大さじ2
オーブンの焼き時間も10分から12分に変更してみる。それ以外は全て同じで作ってみた。
感想:
うーーん。思っていたよりも劇的な変化はなかった。というか、甘さが減った?期待していたのは、ゴールデンシロップの甘さが前面にくるような味だったんだが。なんかうまくまとまっちゃってとりとめのない味になった。なぜ。
前回よりも2分焼き時間を増やした結果、色は程よくついて美味しそうになった。表面もカリッとした。ただ、うーん、私が食べていたものはカリッとはしていなかったなあ……?これも美味しいけどさあ(むしゃむしゃ)
というわけで完全に迷子になってしまった。次はどうしよう。一つ考えているのは、オートミールを日本のものから海外にものに変えるということ。とりあえずクエーカーかな。これ。
オートミールを変えて、Try2のレシピをもう一回やってみよう。それでも何かが違う場合は、レシピを探し直しましょう。
理想のフラップジャックが完成するまでに、この奮闘記は何パートになるのだろうか……。