junksharp Stage13 無事終了した話。
春先にざっくりと決めて企画は進めてもやるんだかどうするんだかと8月末くらいまで粘りつつ、10月22日(土)・23日(日)@シアターGOO(元・シアターPOO)で全3ステージ、しかも当日仕込み・当日ゲネ・当日本番2回という勢いというより、関係者の体調やお客さん達への万が一…要するに中止やらなんやらが発生しないリスク回避だったんだけども、割と無茶ったなと自分でも思う。思うが、終わって数日、今のところ関係者に体調不良が出ていない状態なので、お客さんらに連絡をしないで済んでいる。(ちなみに自分は単純に無茶したせいで定期の身体痛いが悪化しているが)
あまりにもチケットの初動が早く、というか自分がガンガン宣伝かけてた影響で座席危険…になり、まぁシアターGOOのご協力もありつつ、増席しても満員御礼でございましたよ、ありがとうございますですよ。んでまぁ予定通りギャラ払っても黒字ですよ、えぇ黒字ですよ。だってそもそもなんか金かけてない。復活してからどうもこう「いかに金をかけないか、かけずにやれるか、成立するか」というところに意識おいてたりするのもあるけれど、でもしっかりちゃっかり珍しくチケットや当日パンフを印刷回したりして一人遊びはしていた。いろいろ揃えて一つの意味ある的な遊びでもあったんだけど…まぁそもそもの集客キャパ数少ないから出来る話でもある。
予定が合わないだとか、もう座席ないって人らから映像撮影してるっていうのはばれてるので配信してくれの声が来てはいるんだけど、どうするかなぁ?と思案している。その気になったら編集しますけども。
あともっとステージ数やってくれだとか、広いところでとか言われるんですけれども、シアターPOOから復活公演をし、その後オーナー変わって、シアターGOOになり、シアターGOOも存続の危機になってはいたんですけれども、継続が決まったのでまだしばらくあの空間で打つかなということしか脳みそにはなく、さらにステージ数を増やす気はいまいちないんだよね。シアターGOOでの公演をプチ公演と名付けているが、新旧スタッフ揃えてのガチ公演計画もあるっちゃあるんだけど、それでも複数の事情でステージ数増やす限界があるなと個人的には思うので、生きてたらそのうちガチ公演はするだろう。単純に1000人動員手前まで行ってじわじわと気力なくしてやめてってるから、そのくらい集客出来なきゃいまいちやる気が起きないというか、なんつうんすかね?体力気力がもたないですよ、えぇ。一人でも多くの人に見てもらいたいという気持ちは常にあるけれど、なんていうかね、求む空間がないのもあって、さらにガチ引退してたので自分の動員が戻りきらないし、動員の為に出演者増やすとかそういうのはもっと嫌なので、嫌なのであるぞ。…とかいう話は置いといて。
ご来場下さった皆様に感謝を。(当パンにも書いてるけど)
もともと大人数の話を書く気はあまりなく、物語というよりどちらかというと「人」の話が書きたいので、復活したのはいいが出演者どんどん人数減ってるんじゃねぇか?二人芝居で約80分ってどういうこった?とか散々言われてましたけれども、今回、うちの子としての初舞台だった山崎正悟も衝動オファーな劇団×音楽部の芳賀鉄也もよく覚えたよなーとかしみじみしましたよ。受け手側の反応…まぁ演技の質の好みやらうまい下手とかは置いといてだな、というか、万人に受けるとはそもそも思ってないし、分かれる話だから、差し出した側がどうこういうことではない。でも成立させられたのは感謝でしかない。でもそれでもまだやれるところはあったよな…というのが共通の反省と次回への展望ではあるんだけど。
基本的に自分の話しか書かない、でもあて書き気味っていうのはマニアらには有名な話で、今回ももれなくそうではあるが、それは結局見たお客さんの中にもある「何か」であって、それを引っ張り出すわけで、共通事項は何かしらみんなあるんだと思う。その「何か」を作るのに今回の芳賀鉄也と山崎正悟の組み合わせは自分的には最適で、書きたかったことではあったので、何かしら届いたのなら幸いであり、何かしらきっかけになるのなら、なればとは思う。そういう時間であったのならと思う。自分は自分の話と言いつつも、誰かの足しになるのならという気持ち・感覚しか表現の根底にない。
マニアの中には気づいた人もいたが、今回の話はしつこく描き続けている「ギャラリーHz」の話の一つだったりする、画家の話。復活したStage11が本筋である。今回はスピンオフと言えばそうなんだけども、何だかんだで半分このシリーズやってるんじゃねぇか?と真面目にカウントはしてないんだけど、なんかずっと書いてる話。もともとは小学生の頃から書いてた小説が原型なんだけど、もう小説にし直す気力はない。
自分は筆は折ったが、結局何かしら作ろうとは相変わらずしていて、表現手段がなんであれ悩むことはみんな同じで、かといって表現ではなく一般的に言う「普通に仕事して…」という人らも抱えてたり、背負ってるものには大差ないんだと昔から思っている。どこか他人事…非現実として存在させるのにこのシリーズの設定がわかりやすいよな…で、なんですがね。多分もう本編は書かないと思う。一応完結してもうている、本編、多分。
約4年半ぶりという謎なスパン経ってたんだけど、自分的にはあまり時間経過というのは気にしていなくて、だから現役時代も不定期にしかやらなかったんですけれどもね、コロナ禍というのもあり、若い人らなんてとても影響出たとは思うんだけどね、「今」しかやれないことは確かにあるんだけども、「今」というのは流動的なものであって、焦る必要はないと思う。確かに時間は無限ではなく有限だから難しいところなんだけども、生きてるなら、作りたいものがあるなら「今」は「今」でなくていいんだよね。ってことがじんわりと伝えたかったことでもあった。でもそれ複合的・総合的なじんわりでしかないんですけども。
すべてはタイトルに回帰する。
とりあえずはまぁ悪巧みはしてるのでStage15まではやろうかなと思う。そもそも10本やったらやめるで引退してたからね、復活して別ユニットsharps作ってその本数も入れたら15本越えてるんだけども、そこは忘れよう。ガラクタを相も変わらず作りたいんですよ、でもそれはもう空間ではなくてもいいかもしれないからカウントがどうなるのかはまったく不明。
しっかしやっぱり自分のやつは自分でデザインなり写真撮ったりした方がいいと謎好評だったのが自分的にカオスでしかない。誰にも頼めへんやん。
そんなこんなでまぁ終わりましたよ。ということで、駄文シリーズでした。
ご来場下さったみなさま、改めてありがとうございました。
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