量産型ザクではござらんよ?
仕事でさ、配信用のデータを出力してはアップロードする日々なのですけども、そこに登録処理も時間がかかり、1本がそもそも2時間近いものなのでもれなくどっちの作業も時間かがかかり、同時にやっていたって暇?なわけですよね。食う風呂寝るを合間にこなしてもボヘーッと。
そこでやっとるのが自分の配信用の編集と台本やらの原稿を書き書きをしているんですけれどもさ、さすがに1時間超えるものは初稿上げるのに3日くらいはかかる。12時間であげたこともあるけど。あくまでも初稿、それでも頭オカシイ速度らしいけど。でもそれが5分~10分くらいのサクッと興味あったら聞くなり見るなりするものという前提のものだったら1日にかなりな本数を書けるっつうね。自分的に没・採用はそれなりにあるんだけど、「コレあり」「実際読んで貰って直せるタイプ」「完全没」みたいな線引きは書いてる時に大体わかる。設定とネタは残すことはあるけれど、完全没は割とわかりやすい。
最近また映像で乱発暴走してるから、聞かれるわけです。「何故早い」と。
台本なり、まぁシナリオなり、詩にしろ、朗読にしろ、言葉綴る人のやり方ってそれぞれだと思うし、5000%くらいの確率でワシの書き方は参考にならないとしか言えないんだよね。
前にも書いたかもだけど、よく言われる「プロット」や「あらすじ」ってものは一切作らず、まぁ芝居だったら空間(美術その他)含めつつ、その場に何が起こせるか、起こせる設定にするか、誰を置くか決めて一気に書くだけ。詰まったら構成と言うか、起承転結なりの流れが間違ってるだけなんで頭から書き直せばいいだけです。あくまでもワシは、の話。
揺らぎようのない基本のコンセプトは決まってるので、そこに何足すかであるし、足すネタは死ぬほどあるし、ぶっちゃけ脳内でパズルは漠然とはやっても、それをプロットやらで文字起こす方が時間ロスするし。考えてもどうせ計画通りに作らないのは造形やってる時からの習性だし、計画通りに作ってても土壇場でちゃぶ台ひっくり返すしね。
よく文章の書き方とか、いろんな講座あるけど、その類受験の小論文書く時に1回だけ行って、以後まったく「書き方」というのは独学でしかない。もしそれが年月と言うものを費やした時間が影響するなら小学生から書いてるしね、書きなぐっておっただけ。
正解はないんすよ、あってたまるかとしか思わない。
そいでまぁ最近、映像もんやら音声やら前提のばっかりなんで、意識せなあかん一線だけ意識すりゃーまぁ迷いようがない。
芝居はまぁただ台本書きゃいいわけではなく、それを具現化する手法・知識がないと具体化する責任は取れんやろというのはまぁ大前提です。
ワシは戯曲とも劇作家とも名乗る気はないし、まぁ演出としても名乗らず「作もしくはWords」「空間操作」だけ名乗っている。
ということで何の参考にもならないんだけども、自分なりの書き方ってのは見つけた方がいいし、それはやはり教わるもんじゃないと思うよ。