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学校に行けない心優しい子たち

私の娘は小学校1年生の5月から中1の今も家庭で学ぶ、ホームスクーリングですごしています(ちなみに行っていなくても卒業証書は頂けますよ)

極度のHSP気質、ギフテッド傾向、書字障害があり学校にフィットしないんですよね。


同じく、学校に行っていない子をもつお母さんたちとお話をする機会があったのですが、何故行かない、行けなくなったのか・・・お話を聞いていて子供たちに共通していたのは


とても「心がやさしい」ということです


学校の何が嫌って


クラスメイト同志がお互いを蔑んだりののしり合う言葉を聞くのが嫌

クラスの殺伐とした感じが嫌

学校の騒々しさが嫌

先生が生徒を一人の人間として尊重していないのが嫌


私の娘もそういうのが非常に苦手といいますか、そういう言動に接すると自分のことでなくてもすごく心を痛めます。


でもそれは、当然でもあるのではないでしょうか?

子供たちは本当はみんな嫌だなって思ってるハズ

でもそれを見ないフリして。


見ないふりできない子が学校からはみ出てしまう。


よく、不登校の問題になると、子供本人のやる気、家庭環境などが言われがちだと思うのですが、子供に非は無いんですよね


別のお母さんのお話では不登校のアンケートの項目に、いじめや本人の気力のような項目はあるけれども、先生の質、学校の仕組み、授業内容に関する項目は無いそうです。

それはきっと、文科省は不登校の問題の本質は届かないでしょう。


かつて娘は小1の一か月だけ学校にかよっていました。

その時に娘が先生が生徒を𠮟りつける声に怯えるので、お世話になっていた児童精神科医の先生からアドバイスをもらって


「全体に対して大声で言うのではなくその子のそばによって話すとかはできませんか」


とお願いしたのですが、


「それはできない」


・・・できる先生はできるのですけど。

現に過去そのような先生に出会ったことがあり、そのクラスの雰囲気はとても和気あいあいとしたものでした。


学校がフィットしないお子さん、お母さんにお伝えしたのは


学校だけが居場所ではない


ということです。


学校は特殊な空間です。

学校と同じ様な環境って社会にありますか?


学校に我慢して、心を閉ざして頑張ってフィットしたところで、社会にフィットするとは限らない。


また学校はある種の治外法権の場です。

それは昨今のニュース、報道から明白です。

学校に個別のニューズを伝え、対応して頂くことは親子とも非常な労力を要します。


「戦い」と称してもいいかもしれません。


私が娘をホームスクールで育てているのは、学校にフィットする労力を使うぐらいなら娘のペースで学習を進め、娘の興味関心を広げるサポート、自分の心をどうあつかうかを学ぶ方に時間と労力を費やしたいと思うからです。


「学校に行かないことは大したことではないよ」


そのことをお伝えしていきたいと思っています。





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