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リバーブックス日記 2025.1.2(木)

2025.1.2(木)晴れ 1/13℃

4時半起床。昨夜20時半に寝たので、8時間寝ても夜明け前で一瞬わけがわからなくなる。漁師さんとかパン屋さんとかこういう感覚なんだろうか。まだ暗いのにコーヒーを飲んで、頭が冴え渡り、書けていなかった大みそかと元日の2日分の日記を書く。

3時間起きてもまだ7時半なので、もう一回寝ようかなと布団に入ったらあっという間に寝て、起きたら9時過ぎでびっくり。10時から店なのに何をやっているんだろう。初夢は店に出勤したら数人のお客様が待っていて、慌てて店内に案内する、というやたらリアルな夢だった。千客万来の吉兆と思うことにする。

初夢から覚めて、慌てて出勤して10時に開店。開店前からお客様が待っていたら初夢が正夢になって最高なのだけど、現実では誰もおらず。浅間神社の初詣もピークは越したのか、開店してからお昼まで誰も来なかった。しょんぼり。三が日は10時開店にしたものの、来年から特別営業は元日だけでいいかもしれない。

今日もいい天気で、ラジオで箱根駅伝の実況を聴いていたら、昼過ぎからはだんだんとお客様がご来店になる。静岡、東京、横浜など、今日も市外からの方が多い。

お客様が入りやすいように、と思って窓もドアも全開にしていたけれど、午後になったら寒くなってきた。そもそも人通りも少ないので閉めた途端、お客様が続々とやってくる。どうやらドアが開いてようが閉まってようが、あまり関係ないみたいだ。

若い女性のお客様がだいぶじっくり店内をご覧になっていて、お会計の時に(たくさんお買い上げいただいた)少し話したら、お店の品揃えがドンピシャです。と言ってくださる。長野からの帰省中に立ち寄ってくれたそうで、長野で空き店舗活用の仕事をしているとのこと。リバーブックスを含めて沼津にも同じようなことをやっている人たちがいますよ、と話が盛り上がる。全国でいろんな人たちが空き家を活用して新しい商売を始めていて、そういう視点で沼津の街を歩くとシャッター街が可能性の塊に見えてくる。

閉店時間の16時が近くなってもお客様が続いて、いよいよ午前中に店を開ける意味はあまりないと感じる。こういうのは実際にやってみたからわかることで、それはそれでいいんだけど、午前から店を開けるのはたぶん明日が年内最後になるだろう。

僕は毎日ほぼリアルタイムで自作のExcelシートに売上を打ち込んでおり、常に売上状況と粗利、利益率まで把握できるようにしている。全在庫が買切り仕入れの個人書店の経営なんて超ハイリスクだと思っているので、できる限り確度の高い仕入れをできるよう、日々の売上波動はめちゃくちゃ細かく見ている。15:50時点でキリのいい数字まであと10円足りない。まあ仕方ないか…と思って店を閉めようとしたら、まだいいですか?とお客様がいらして、もちろんです!と大歓迎で招き入れる。複数冊お買い上げいただいて、大変良い売上で営業終了。本当にありがとうございます。

年末年始の11連勤もあと3日。年越しと元日営業という最大の山は超えたので、気分的にすごくホッとしている。店内を片付けて店を出たら17時。少し日が伸びて西の空が夕焼けで真っ赤だった。

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