リバーブックス日記　2024.11.17（日）

2024.11.17（日）曇り　15/23℃

9時起床。快晴。11時過ぎに支度をして家を出たけれど、あまりに暑くて一度引き返し、薄着に着替える。11月後半なのが信じられない。

店に行く途中、昨日から引き続き「クラフトビールジャンボリー」が開催される沼津中央公園に立ち寄り。快晴＆暑いのでたくさんの人で賑わっている。僕も少しビールを飲みながら、熱海から出店していたmarunowaさんのハヤシライスで昼ごはん。

今日は1ヶ月わたって開催してきたguse ars展覧会『RIVERSIDE POTTERY』の最終日。guse arsの村橋さん、岩瀬さんが東京から来て在廊してくれるだけでなく、ミニイベントも開催してくれる。「What do you see?」と題して、ガチャガチャのカプセルに入れた陶片を自分で選び、陶片に名前をつけて、小さな板に貼り付けて持ち帰れる内容で、誰でも参加できる気軽なイベントだ。

13時前にguseさんたちが店に到着。二人はお昼に千楽本店に行ったそうだ。真っ青な青空の下、開店直後からたくさんのお客様で店内が賑わう。市外からguse ars展を観に来た方、ふらっと本を買いに来た方、「幻日のヨハネ」スタンプを押しに来た方、いろんな目的で当店を訪れるお客様が、在廊中のguseさんの話を聞いてイベントに参加してくれる。必ずしも展覧会を観に来たわけではないお客様が、guse ars作品を見て、作家の話を聞いて、そのユニークな発想と視点に驚き楽しんでいる光景が続いている。僕はあえてそこには加わらず、離れた席で店内を眺めている。幸せなひとときだ。

閉店間際になってもお客様は絶えず、作品のご購入も相次いだ。当店の展覧会をきっかけに、guse ars作品を生活に取り入れてくださる方がいることがとても嬉しい。大盛況のまま18時に閉店。そして展覧会も閉幕。最後に、guse arsのお二人が、ビールの泡のように見える陶片でプレートを作ってプレゼントしてくれた。嬉しい…！ありがとうございました。

今夜は沼津に宿泊する村橋さん、岩瀬さんと大手町のワインバル「aiai」で打ち上げ。美味しい秋刀魚のコンフィとワインをいただきながら、展覧会や、作品のこと、面白かった本のことなど語り合う。お二人とは知り合って10年以上のお付き合いだけど、こうやって沼津の本屋と作家という立場で一緒に展覧会をやる日が来るなんて、本当に不思議なご縁だなと思う。お二人とも今回の展覧会と沼津を楽しんでくれたみたいでとても嬉しい。僕はまずは作家が楽しく、気持ちよく展示でき、それが作家の収益につながり、結果的に店の売上につながる展覧会をやりたい。

来週からはyunasweetsゆーなさんのイラスト展、来月はごめたんことグランジ五明拓弥さんの『カーシェア グルメドライブ』刊行記念展が続く。忙しくも楽しい日々になりますように。