リバーブックス日記 2024.11.10(日)
2024.11.10(日)曇り後雨 11/19℃
9時起床。相変わらず朝が弱く、布団の中で本の発注、メールの返信などをする。自宅の玄関前にどでかい段ボールが届く。メルカリで買ったアラジンの石油ストーブだ。すでに同じストーブが店にあるけれど、売場が広がったのでもう一台追加した。僕はアラジンのストーブを2台持つ男になった。これでなんとか冬を乗り切りたい。
昼前にストーブを車に積んで、店に搬入。駐車場に車を停めて、いつものチャトラコーヒーに行こうと思ったら店内が大混雑していたので、入るのをやめて少し狩野川べりを散歩。僕は中央公園から伸びるあゆみ橋から見る狩野川が大好きだ。アーチ型の御成橋へ続く石段が沼津で一番好きな場所で、リバーブックスのロゴもここをモデルにしている。今日は少し曇りで雨が降りそうだ。
チャトラコーヒーに戻って、ホットコーヒーをテイクアウト。店内は相変わらず賑わっていて、羨ましい。店主の古谷さんがてんてこ舞いで、あまり話さずに店を出る。
13時に開店。15時くらいまでぽつぽつとお客様がご来店。沼津の商店街とアニメ『幻日のヨハネ』コラボのスタンプラリーが開催中で、リバーブックスも参加しているので、ファンの方のご来店が続く。1000円以上お買上げで非売品のポストカードをプレゼントするのだけど、必ずしも本が目当てのお客様ばかりではないので、ドリンクがよく出る。親子でスタンプを集めている方は朝から市内を回ってもうすぐコンプリートだそう。アニメ聖地の沼津ならではの取り組みはすごく良いと思う。参加してる方々も楽しそうなのがいい。できる限り応援したい。
気づけば外は雨が降っていて、人通りがぱったりなくなって、暇になる。
入荷して気になっていた白央篤司『はじめての胃もたれ』(太田出版)を読む。年とともに変化する体に適応するための日々の食生活にまつわるエッセイ。著者の白央さんは43才の時に胃もたれを感じたそうだけど、僕も最近朝に胃もたれを感じるようになってタイムリーな一冊。食生活も頷くことばかりながら、夏場の日傘が疲労予防に威力を発揮すると書いてあった。ちょうどこの夏はサングラスデビューしてその快適さに驚いたばかり。来年は日傘、いいかもな。
明日資源ゴミなので、店の前に大きなカゴが展開され、近所の人たちがペットボトルや缶、新聞紙などを次々に持ってきて話しているのが聞こえる。ひっきりなしに人が来るのに、店を覗く人はいない。まるで見えていないかのように帰っていく人たちの気配を感じながら、“街の本屋”というのは沼津ではすでに絶滅したのだな、と思ったりする。市外県外からのご来店が多い当店は、結果的に街の本屋ではないのかもしれない。ちょっとさみしいけれど。
18時に閉店。片付けをして帰宅。明日月曜は図書発注の締日なので、コツコツ選書。
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