リバーブックス日記 2024.12.7(土)
2024.12.7(土)晴れ 7/12℃(横浜)
8時半起床。今日は横浜で開催される神奈川県の本屋と出版社が集まるブックマーケット「本は港」に県外ゲストとして呼んでいただき、トークイベントに登壇する。イベントは今日明日の二日間で、明日はリバーブックスとして出店もすることになっている。
11時にいったん店に行って、今日店番をしてくれるももちゃん用に準備。彼女は先月もピンチヒッターを引き受けてくれて、大助かりだった。
沼津駅からJR東海道線で横浜に行き、みなとみらい線に乗り換えて日本大通り駅で下車。会場のビルはすぐ近くで、すでに外からガラス越しに見える会場がたくさんの人で賑わっている。主宰で今日の対談相手をしていただく森川さんに挨拶していたら、見覚えのある方に声を掛けられる。前職の出版社で先輩だったKさんで、定年退職されてから自分で出版社を立ち上げたそうで、今回のイベントにも出店しているとのこと。びっくり。
トークが始まる14時半まで時間があったので、会場内をぐるっと見て歩く。真鶴の道草書店さんが出店されていてご挨拶。隣には横浜の象の旅さんが並んでいて、ご挨拶したら、なんと僕のnoteを読んでくださっているとのことでまたびっくり。その他、いつもSNSで目にしていた冒険研究所書店さんやポルベニール ブックストアさんなど、神奈川の書店の皆さんと少しながらお話ができて嬉しかった。なんと皆さんリバーブックスのことを知ってくださっていて嬉しびっくり。
14時半からトークイベント。「沼津の街に新刊書店をつくってみた」と題して、リバーブックス開業の経緯から、これまでやってきたこと、考えていること、これからやりたいことなどを、森川さんの質問に答える形でお話しする。今回、参加者にはこれから本屋を開業したい人もいらっしゃると聞き、かなり具体的、専門的なことも話す。何人か、ものすごく熱心に聞いていただいている様子が見えて、こちらも力が入る。ちなみに参加者の中には、先日も沼津に来てくれたカメラマンの八幡さん(今日のヘッダー写真は八幡さん撮影)や、前職の後輩Sくんも夫妻で来てくれていて、ありがとうございました。会社を辞めてからもこうやって会いに来てくれる人がいるって、いい会社だったんだなと思う。
質疑応答なども含めてあっという間に予定の75分が経って、トークは無事終了。求められた話ができたか心配だけど、ともかくほっとする。
明日のブース出店の準備が全くできていないので、トークが終わったらすぐに沼津に戻る。帰り道にちょっとだけ日本大通りから山下公園あたりまで散歩した。真っ黄色に色づいた銀杏並木がとてもきれいで、写真を撮っている人がたくさんいる。結婚式も行われていて、新郎新婦が銀杏をバックに記念撮影していた。20年前、僕が旅行ガイドブックの編集部に配属になって初めての取材が山下公園周辺だった。カメラマンさんと大桟橋周辺のお店の取材に駆け回ったのを思い出しながら歩く。巡り巡って、まさか本屋になってトークイベントで話すような人生になるとは。
横浜から東海道線で沼津に戻り、店で選書&梱包作業。
ブースで各書店さんの本をざーっと見てきたので、被らないようにセレクトできるのはありがたい。本を丁寧に包んで段ボールに入れ、車に積んで、準備完了。結構時間がかかってしまい、店を出たのは23時過ぎだった。
明日は9時に横浜に着かなければならない。早起きできるかすごく心配…