リバーブックス日記 2024.11.8(金)
2024.11.8(金)晴れ 9/16℃
6時起床。7時に家を出て車で店に向かう。
静岡県のWEBサイトの取材が8時からあるので、店内の準備をして待つ。
朝8時からの取材は一般的にかなり早い部類なのだけど、取材のお声かけをいただけるだけでもありがたい。取材に関してはいただいたお話は基本的に全部受けるスタイルだ。だがしかし、眠い。
8時きっかりにライターの高須賀さんがご来店。以前お会いしました、と言われてびっくり。ライター業の傍ら熱海でバーを経営していて、以前熱海のイベントで挨拶をしていたのだった。今日はほとんど寝てないです…と言われて、似たような状況でお互い笑う。少し遅れて来たカメラマンが、これまた知り合いの瀬戸さんでまたびっくり。リラックスして取材を受ける。
9時過ぎに取材が終了。高須賀さんと瀬戸さんはこれから南伊豆と伊豆高原の本屋さんの取材に向かうらしい。どうぞお気をつけて。
突然時間ができたので、いったん店を出て大手町のチャトラコーヒーまで散歩。
朝にチャトラに行くことはまずないので、珍しがられる。
久しぶりに店内でホットコーヒー。初めて見る“コーヒータルト”を一緒に注文しようと少し迷っていたら、パティシエのまほちゃんが「カロリーは高いですがしかし朝なので問題ありません」と早口で言う。納得して注文。問題ないかは別にして、美味しかった。
お昼は仲見世商店街に出店していた沼津駅北口のご飯屋さん630STANDのお弁当をテイクアウト。今度はお店に行ってお酒を飲みたい。
午後は開店時間を16時に変更して、隣の富士市へ。
吉原商店街の一角に明日オープンするほうじ茶専門店「茶舗 焙焙焙(ばいばいばい)」の内覧会に向かう。リバーブックスで出しているほうじ茶を生産している富士市の若手茶農家さんが新しく立ち上げるお店だ。
沼津駅からJR東海道線に乗って吉原駅でローカル私鉄の岳南電車に乗って3駅め。距離は近いけれど時間がかかる。
内覧会の開始時間まで時間があるので、同じく吉原商店街に新しくできた「Arcade Hotel」に寄り道。リバーブックスの開業時にもお世話になった建築家の勝亦優祐さんが手がけた施設で、ホテルのロビーに陳列する本の選書をさせてもらっている。4階建ての古い商店ビルを改装したホテルはとても綺麗で、ちょうど海外からの方がチェックインしていた。
15時になって「茶舗 焙焙焙」へ。
お茶農家の山田さん、秋山さん、村松さん、西村さん、そしてサポートしているMさんが店内で忙しそうに準備をしている。たくさんの祝花がずらりと並ぶ店内には、ほうじ茶の茶葉のほか、ほうじ茶を使ったチョコやガパオライス、お酒など、さまざまな商品が並んでいる。実は前職の出版社時代に、富士市のほうじ茶のブランディング事業のお手伝いをしていて、お茶農家の皆さんとはもう何年ものお付き合いになる。僕が本屋を始める時にも、ほうじ茶の取り扱いも快く受けてくれて、勝手に同志的な気持ちがあり、ぜひ初日にお祝いに行きたかった。店に戻らなければならず短時間しかいられなかったけれど、行けてよかった。お茶農家の皆さんとはこれからも一緒にやっていきたい。
慌ただしく岳南電車の吉原本町駅に戻ったものの、乗りたかった電車には間に合わず。30分近くホームで待ちぼうけ。開店時間がどんどん伸びてしまい焦る。
急いで沼津に戻って、16時半に開店。すでに何人か待っていてくださったようで、大変申し訳なかった。
夜、沼津クラフトのヒロキくんが来て、当店のオリジナルビール「リバーブックス・ペールエール」の仕込みがいよいよ今週末とのこと。仕込み始めにはぜひ立ち会いたいと思って時間を聞いたら朝7時と言われて断念。。ヒロキくんに全てを託しつつ、来年の構想などを話し合う。