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リバーブックス日記2025.1.23(木)
2025.1.23(木)晴れ 4/13℃
8時起床。掃除、洗濯、朝ごはん。食パンにジャムを塗ったものと、チャトラコーヒーの豆を手動のミルでゴリゴリ粉にして淹れたコーヒー。いつもより少し早起きしたのでリッチな時間を過ごす。昼前にローカルなトピックを発信するWebメディア「ジモコロ」編集部の荒田さんから、「ローカルおやつ図鑑」ののっぽパン記事が公開されたとご連絡をいただく。地域の人が地元のおやつを紹介する連載記事で、先日荒田さんにインタビューをしていただいた。僕は沼津のソウルフード「のっぽパン」を紹介したのだけど、「のっぽパンは“メディア”なんですよ」というセリフは我ながらよいのではないかと思っている(笑)(なんで本屋がのっぽパンと関係あるの?という経緯も書かれてますのでぜひ読んでください)
13時に店に出勤。今日は本の雑誌社さんから入荷。高野秀行さんの新著『酒を主食とする人々』は発売前から楽しみにしていた。しかも今回は本の雑誌社さんがサイン本を出荷してくれた。嬉しい。僕も欲しいけれど、限定5部だからすぐに売れてしまうかもしれない。同時に入荷した八木健治『羊皮紙をめぐる冒険』、大山顕『モールの想像力』、宮田珠己『明日ロト7が私を救う』もサイン本。実はリバーブックスに並ぶ本にはサイン本がけっこうある。著者さんがご来店いただいた際にサインしていただいた本もわずかにあるけど、大半は出版社さんがサービスで出してくれたものが多い。出版業界の商慣習として、サイン本は返品できないので、当店のような返品のない買切り仕入れはサイン本を送ってくれることがあるのだ。書店主である僕にとっては選書&発注している時点ですでにラブコールしているようなものなので、サイン本はとても嬉しい。これはお客様にとっても同様で、お会計の時にこれサイン本ですよ、と話してよく喜んでいただいている。
いつも通り14時に開店して、お天気もいいのにご来店ほとんどなし。最近、というか今更気づいたのだけど、月内で一番売上が鈍いのは後半の給料日前で、まさに今週だ。去年までサラリーマンだったのに迂闊だった。そんな中、沼津のバイク系YouTuber せんちゃんのファン“せんちゃんず”の方がご来店。現在せんちゃんが主催するデジタルスタンプラリー「せんちゃんのふるさと応援スタンプラリー」が開催中で、リバーブックスもチェックポイントにしていただいている。イベントが始まって以来、たくさんの“せんちゃんず”の皆さんにご来店いただいていて、本当にありがたい。せんちゃんずの皆さんはみんな気さくで紳士的なのがすごく印象的で、今日来られた方も複数冊お買上げいただいたあと、毎月スタンプが増えるから大変なんですよね〜と嬉しそうに帰って行った。せんちゃんずの皆さま、引き続きご来店お待ちしています。
そのまま穏やかに夜になり、少し早めに20時閉店。明日は深夜営業で、18:00〜23:00にマタハリ店主のさおりさん、リバブリュー元店長のみずきさんのコンビ「さおみず」のフードイベントがある。賑やかな夜になりますように。