リバーブックス日記 2024.11.4(月・振)
2024.11.4(月・振)晴れ 12/23℃
8時起床。世の中は三連休だけど、とっくにそんな感覚は忘れた。世間の休みは稼ぎ時。気合いを入れて家を出る。
爽やかな青空で、ここ最近で一番のお天気だ。嬉しい。今日は沼津市民文化センターで沼津出身の俳優、磯村勇斗さんがプロデュースする『しずおか映画祭』が開かれるのに合わせ、沼津市内の各所で映画を上映する『めぐる沼津映画祭』が開催されていて、沼津の中心部はいつもより人通りが多い。いつものチャトラコーヒーでホットをテイクアウト。チャトラさんのテラス席では、静岡市の古書店「書肆 猫に縁側」さんが出張販売をしていた。エルビス・プレスリーの本を買う。
10時過ぎに店に到着。開店は14時だけど、土曜の豪雨で汚れた入口ドア周りや店内外の掃除、営業中はなかなかできない書棚の整理などを集中してやる。だいぶ本が減ってきていて、棚ががたついている。発注もしなければ。
掃除が終わって、時間があったので沼津駅前の地下道やラブライブ!サンシャイン!!カフェの跡地でのイベントを見に行く。駅前地下道はイラストレーターのマツナガマサエこと友人のまっちゃんによるビニールテープで描いたアートワーク登場している。七色の虹が地下道に広がり、富士山や松原、モナリザ風の女性を結んでいる。子供の頃から歩き慣れている地下道だけど、今までで一番明るくなった。モナリザの目が虹で覆われてるのパンクでかっこいい。ビニールテープという、長くは持たない素材で彩られた空間の時限的なことも含めてかっこいい。
写真を撮ろうとしたら、フレームに突然しまやんが入ってきて大笑いする。しまやんは沼津の超有名地域密着Webメディア「ぬまつー」を主催したり、あちこちでスケボーのコースを作っていたり、沼津界隈で知らない人のいない有名人だ。ちなみにリバーブックスで使っている旧マルサン書店仲見世店の本棚を一緒に運んでくれたのもしまやんで、たぶん沼津のいろんな人がしまやんにお世話になっている。
そんなしまやんに教えてもらって、サンシャイン!!カフェ跡地に行くと、人工芝が敷かれた広場にスケボーやBMXが走れるコースが設置してあり、子供たちが走っている。ちょっと大きな兄ちゃんが華麗に、そして得意げに走るのを、小学生が憧れの眼差しで見ている。こういうの、いいなあと思っていたら、しまやんが「こういうのでいいと思うんすよねえ」と言う。同感。
仲見世の華味flatで魯肉飯をテイクアウトして店に戻って食べ、14時に開店。
連休最終日でお天気もいいせいか、今日も続々とお客様がご来店。『しずおか映画祭』に行った帰りの方や、映画関係の方もいらして、店内は大賑わいだった(狭いのですぐに賑わうのだけど)。閉店間際までお客様が途切れず。クタクタに疲れる。
18時に閉店し、後片付けをしてから再び沼津駅前のサンシャイン!!カフェの跡地広場へ。スティールパンの演奏と、ライトアップしたビルの壁に、懐かしのOHPで水滴や絵の具の流れを投影するパフォーマンス。みんなビールを飲んだりしてゆったり聴いている。ここでもいろんな人に会う。昼間に別件でお会いしたばかりの沼津フィルムコミッションのKさんにバッタリ会って、しばし立ち話。スティールパンの演奏はアンコールになって、踊り出す人もいた。なんてLovd & Peace。
駅前でいろんな人に会って、いろんな話をして、きっといろんなことが起きるんだろう。ほんと、こういうのでいいと思うよねえ。
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