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リバーブックス日記 2024.11.22(金)

2024.11.22(金)晴れ 10/18℃

10時起床。曜日の間隔がなくなって久しいけれど、金曜日くらいが一番わからなくなる。週末の前、ちょっと一息入れるタイミングでもあって、明日からは新しい展覧会が始まるし、別の案件の用事もあるし、いろいろバタバタしそうなので、今日は午前中をゆっくり過ごす。

簡単に遅い朝食をとってから、車に入荷した本が詰まった段ボールを積んで店へ。いつものチャトラコーヒーでホット。昨日から2階ギャラリーでやっているよたさんの「ピカ銃展」をもう一度見る。

14時に開店。今日も晴れて暖かいので、ドアを開けっぱなしにして営業する。入荷した本をいつもの通り品出ししようと思ったけれど、お客様が続々といらして全く作業ができない。こんなこと珍しい。

先生に連れられた大学生のグループがご来店。観光と地域について研究していて、沼津にフィールドワークで来たそうで、つじ写真館の峯さんが観光ならリバーブックスの江本さんに話を聞いたらいいよ、と教えてもらったとのこと。こうやって沼津の街の皆さんが紹介してくれるのはとてもありがたい。

だいたい開店1時間くらいで最初のご来店の波は落ち着くのだけど、今日は波がずっと続く。小田原から来たというカップル、東京、横浜、名古屋から来たラブライブファン、その間にご近所のおじさんが本の注文をしにきて、次はスケボーやってるっす、という地元のお兄さんが彼女を連れて来て、ビール飲んでくれた。ちなみに彼女さんは黒のレザージャケット着て、森山大道の自伝『犬の記憶』をお買い上げ。最初、犬が好きなのかな、と思って聞いたら、森山大道さんが昔使ってたデジカメ(リコーのGR)を中古で買ったので、興味があって。とのこと。すげえ。こういうことが起きるから本屋楽しいなと思う。

夕方までずっとお客様が途切れない。平日にこんなことが起きるのは滅多にないので、ありがたいけれど、SNSの告知とか品出しとか全くできなくてちょっと焦る。そのうちに明日からイラストの展覧会が始まるyunasweetsのゆーなさんが来て、ギャラリーで設営。額装が思った以上にイラストにハマってて、とても良い。あえてかっちりと並べて、しっかりと作品を見てもらおうと思う。今展は本業がパティシエであるゆーなさんが、依頼を受けてパフェなどのスイーツを作る際に描いた“構想スケッチ”を展示する。本来誰にも見せずに終わるはずだったスイーツの設計図。描いたときには実物のスイーツはまだ生まれていないわけで、パティシエゆーなさんの頭の中のイメージを“念写”したイラストを見る面白さがある。余白には素材やお菓子の名前が鉛筆で記されていて、パティシエという職人仕事の痕跡が残っているのがまた良い。今週末はゆーなさんが実際にイラストに描いたほうじ茶のシュークリームを販売するイベントを行う。五感を使って展覧会を楽しんでもらいたい。

バタバタ続きであっという間に閉店時間。
忙しかった〜〜〜

明日からyunasweetsゆーなさんの構想イラスト展 「“Yunasweets”」よろしくお願いします。


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