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リモートワーカーになって気づいたオフィス勤務との違い

こんにちは。
CASTER BIZ recruitingで採用支援をしているemoritanです。

先日入社エントリーを書かせていただきましたが、リモートワーカーになって1ヶ月経って、気づいたオフィス勤務との違いを、ここにまとめようと思います。

[オフィス勤務]の頃の自分と[リモート勤務]の今を、比較していきます。

# 360度見られる自分から、部分的に見せる自分へ

[オフィス勤務]

朝起きてまず季節感とその日の面会者を意識して洋服の上下、そして足元を選び、顔の色々を隠して、爆発した髪をまとめて後ろ姿をチェックする。においがないか前日の夜の食べ物から注意する。

出勤したら笑顔で挨拶し、退勤するまで、自分の発言や行動が常に誰かに見られていることを意識する。同時に、あの人今日元気ないかも、花に水あげなきゃ、ゴミ落ちてる、コピー機の紙補充しなきゃ、上司機嫌悪そう、全方位から色々な情報が飛び込んでくる。

まるで360度の球体の中にいるようだった。

[リモート勤務]

朝起きて鏡を見て、正面から見てOKならOK。オンライン会議に備えてポイントメイク。スクリーンで顔色が映えるカラーのカットソーを着て、アクセサリーを付ければ完了。支度は5分。

コミュニケーションはSlack。「おはようございます。7:40-16:40 勤務。よろしくお願いします。」(私の事業部では、7-18時の間であればいつ就業してもいい。中抜けもOK。子どもがいる人には特に有難い仕組みだと思う。)

テキストでのコミュニケーション能力が求められる。誰が読んでも同じく解釈ができるように、言葉の選び方に注意する。テキストから優しさが出ているか配慮する。

見られないところは気を抜いていい、という意味ではなくて、エネルギーを注ぎたいところに注ぐために、鳥の目になって、見せる自分をコントロールするための余裕を持ちたい。

# オフィス周辺にいる人から、常にSlackにいる人へ

[オフィス勤務]

ちょっと疲れたなと思ったらコンビニに行ったり。同僚とコーヒー飲みに行ったり。お昼はみんなでぞろぞろ新しくできたお店に行って混んでて午後の勤務開始時間に少し遅刻したり。電車が遅れてクライアント先に着くのが遅れたり。アジェンダのない会議に参加して、雑談していたり。5-10分の遅刻や休憩は、咎められるほどのことではなかった(と思う)。

デスクにいなくても、「そのうち戻ってくるでしょ」で大丈夫だった。

[リモート勤務]

1人あたり3-5社程度の人事を代行している私たち。それぞれの会社のSlackに入って仕事をしているので、通知は鳴り止まない。24時間以内対応を基本ルールにしているが、そこにいないからこそ、なる早で対応したい。私の場合は、5分以内には何らかのリアクションをするよう心がけている。毎朝1日のスケジュールを決め、時間ごとにその会社の顔になる。A社の人事になりきっている時に届いたB社からの通知には「きちんと読んで●時頃お返事しますね」とお返ししてB社のタスクリストにイン。全てのmtgは30分以内。決め事たくさん。事前アジェンダと事後報告まで含めて一本の会議。のんびりしている余裕はない。

ランチタイム以外、休む時間はマジでない。仕事は全然楽じゃない。クライアントがスタートアップばかりなので、スピード感も半端ない。

# 仕事空間は自分好みに作れる

[オフィス勤務]

「日本の冬はスウェーデンの夏ダヨ!」というスウェーデン人を筆頭に暑がりの多国籍メンバーと仕事をしていた頃、夏でも膝掛けが手放せなかった。ルールを決めても勝手に設定温度を下げる人がいて、女性社員が嘆き、イギリス人社長の怒り声がオフィスに響き渡る。「What the f**k! Who did it again?!」集団生活は面白くて大変だ。

[リモート勤務]

今年新しく買い替えた我が家の空調は、「快適温度」をポチッとすれば、ちょうどいい温度と湿度にしてくれる。外の風も気持ちいい季節。寒くなってきたので、分厚い靴下を履いている。

私はまだ未経験だけど、旅しながら働いている人もいる。日本が寒い時期、週末に暖かいオーストラリアに飛んで、1週間向こうで仕事をして、また週末に帰国する、なんてこともやってみたい。

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こうして比較すると、オフィス勤務の頃の暑がりスウェーデン人も、みんなで並んだランチも、進まない電車も、雑談ばかりの会議も、楽しい思い出。あのわちゃわちゃした雰囲気に、また戻りたくなる日が来るかもしれない。

リモートワークでも働けるようになろう。それは、英語を習得してグローバル企業でも働けるようになろう、と決めた時の感覚に似ている。まるで新しい言語を学ぶように、リモートワークを学んでいる。

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リモートワーカーデビューに、キャスターは最適。なぜなら、700人全員がリモートワーカーだから。すでに環境が整っている。この大船に乗れば、リモワ出来る人になる。私が働いている事業部でも、新メンバーを積極募集中です!

▼bosyu! / Wantedly

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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