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vol・9「スーパーマリオ64」


概要

nintendo64と同時発売であり、マリオ史上初めての3Dアクションゲームです。
ファミコンのスーパーマリオブラザーズが2Dアクションゲームの礎であるようにスーパーマリオ64は3Dアクションゲームの礎になっている作品だと思われます。
これ以降発売のソフトには多少なりとも影響を与えているのは間違いないでしょう。


内容

物語の始まりはピーチからの招待状を受けてマリオがお城を訪れると・・・というオーソドックスな流れですが、今回の冒険は絵の中に飛び込むとその絵にちなんだ世界が広がっているというものです。

従来と違い、単純にステージクリアで物語を進めていくのではなく、謎解きやコイン集めなどをしてスターを集めていくというスタイルです。
1つのステージで7つのスターが用意されており、集めるスターが変化するとステージの一部のギミックが変化することもあります。

攻略ステージの順番も全て決まっているわけではなく、ある程度自由に探索を進めることができる点も特徴です。

操作性ですが、過去作の2Dマリオで培った技術は全くと言っていいほど通用しません。
現代っ子は産まれたころから3Dゲームに慣れているので感じないと思いますが、私はこのゲームを初めて触った時はマリオを普通に移動させることすら困難だったのを覚えています。
奥行、スティックによる斜め入力が加わるだけで異次元の難しさです。
とはいえ、やっているといつか慣れます。そこまで気持ちが持つかどうかが問題ですね。

カメラワークも難点と感じる人もいるかもしれません。人によっては3D酔いと呼ばれる現象に苦しむ可能性もあります。
しかし、同時発売のソフトと考えるとそのクオリティは異次元と言えるほど完成度が高いと思われます。

難易度ですが、操作にある程度慣れたという事を前提に言えば、1通りクリアするだけならそこそこの難易度、スターをコンプリートするとなるとかなりの難易度と言えるでしょう。
この辺りから、任天堂の初心者プレイヤーにも上級者にも楽しんでもらえる作りを垣間見ることができます。


感想

3Dアクションゲームの原点であり、素晴らしい完成度を誇るゲームだと思います。マリオの世界観を決定づけた部分も多くある作品かと思われます。3D酔いさえしないようであれば1度はプレイしてみることをお勧めいたします。

難易度 ★★★★
内容量 ★★★★
操作性 ★★
お薦め度★★★★★

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